【感想・ネタバレ】スケッチ・ブック(上)のレビュー

あらすじ

「アメリカ文学の父」W.アーヴィング(1783-1859)の最高傑作.短篇小説ありエッセイありの雑記帳.上巻には,アメリカ版浦島太郎「リップ・ヴァン・ウィンクル」のほかに,おもに英国の風俗習慣を素描した,格調高い筆致の18篇を収録.上下巻あわせて日本語への翻訳史上初の全34篇を訳出.挿絵多数.(全2冊)[新訳]

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Posted by ブクログ

ネタバレ

思い切りネタバレで。

19世紀アメリカ人によるイギリス関係のエッセイが中心のなかで、


ドイツロマン派風の物語、幽霊花婿が気に入った。この種の話はあちこちにあるけれど、まず間違いなく先立った恋人のあとを追うか、連れ去られて生き残った片割れも死んでしまう悲劇。
それがこの話はおおーっと驚く(ほどではないか)ハッピーエンディングにしてくれた。いいねいいね。
しかし、死んだ本来の花婿の立場は一体?
そして、いずれ天国で顔合わせたときにどうするんだろう彼ら?

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2021年03月03日

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