【感想・ネタバレ】スケッチ・ブック(上)のレビュー

あらすじ

「アメリカ文学の父」W.アーヴィング(1783-1859)の最高傑作.短篇小説ありエッセイありの雑記帳.上巻には,アメリカ版浦島太郎「リップ・ヴァン・ウィンクル」のほかに,おもに英国の風俗習慣を素描した,格調高い筆致の18篇を収録.上下巻あわせて日本語への翻訳史上初の全34篇を訳出.挿絵多数.(全2冊)[新訳]

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Posted by ブクログ

英語英文学科川口エレン先生お勧めの一冊。

ぜひ、英語原語版で読んで欲しい短編小説パート2
岩波文庫では上・下巻2冊にわたっていますが、特に上巻収録の「リップヴァンウィンクル」、下巻収録の「スリーピーホローの伝説」をお勧めします。「リップヴァンウィンクル」はアメリカ版浦島太郎と評され、日本では森鴎外が初めてこれを本格的に翻訳し、その際のタイトルが「新世界浦島」となっています。「スケッチブック」はワシントンアーヴィングのイギリス見聞記ですが、上記2冊は世界的に有名な短編小説となっています。英語学習にもこれら2冊をお勧めします。

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2023年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思い切りネタバレで。

19世紀アメリカ人によるイギリス関係のエッセイが中心のなかで、


ドイツロマン派風の物語、幽霊花婿が気に入った。この種の話はあちこちにあるけれど、まず間違いなく先立った恋人のあとを追うか、連れ去られて生き残った片割れも死んでしまう悲劇。
それがこの話はおおーっと驚く(ほどではないか)ハッピーエンディングにしてくれた。いいねいいね。
しかし、死んだ本来の花婿の立場は一体?
そして、いずれ天国で顔合わせたときにどうするんだろう彼ら?

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2021年03月03日

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