あらすじ
こころの 疲れを じわじわ癒そう
落語は観て聞いて楽しむだけのものではない。私たちが抱える人生の悩みを改善してくれる効用も持っている。人とうまく付き合うには? ストレスを感じずに暮らすには? 自分に合った働き方を実践していくには? いま最も本が売れている落語家が、「落語流・こころを整えていく方法」を伝授。同時に、「落語はいつ生まれ、どのように発展したのか」「どんな落語家がどんな噺を受け継いできたのか」「有名な噺のエッセンス」など、これだけは知っておきたい落語の基礎も身につく、一石二鳥の1冊。
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Posted by ブクログ
ひょい、と。
ときどき一緒に落語に行く同僚が、「読んでみ」と渡してきた。
ゆる〜い生き方を進める立川談慶さんのエッセイ。
落語の魅力、共感させる力、勝ち負けではない、働かない人もそれなりに近所と共存していた江戸時代の人々と気質、人情•••。
いいなぁ。
ここ数ヶ月、落語のYouTubeを子守唄代わりにしている僕。
効率を重視し過ぎて、近年、仕事もプライベートも息が詰まりそうだもんな。
ありがとう、とてもいい本だったよ、とても面白かったよ。
礼を言って同僚に本を返すと、
同僚は、「私はそんなにいいとは思わなかったけど•••」
なぜ、そんな本を推してきた?
共感さえもないオチやんか。
でも、僕には心に響くエッセイだったな。