【感想・ネタバレ】さんばん侍 利と仁のレビュー

あらすじ

江戸の企業再建エンターテインメント!

二十四歳の鈴木颯馬は、元は町人の子。幼くして父を亡くし、母とふたりの貧乏暮らしが長かった。

縁あって、手習い所で働くうち、大器の片鱗を見せはじめた颯馬だが、十五歳の時に母も病で亡くし、天涯孤独の身となってしまう。

しかし、捨てる神あれば拾う神あり。町道場で下働きしている際、ひょんなことから、田中藩江戸屋敷に勤める「さんばん殿」鈴木武治郎に才を買われ、めでたく養子に。

だが、勘定方に出仕したのも束の間、田中藩領を我が物にせんとする老中格の田沼意次と戦うことになってしまい……。

恩義ある藩を救うべく、わけありで、酒問屋麒麟屋の番頭となった颯馬に立ち塞がる壁、また壁! 江戸の剣客商い娯楽小説第一弾!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

続きを下さい‼️

こんないい所で切るなんて(T . T)

とても面白かったです(^^)
仁吉が、その人柄で周囲を変えていくのがいい。

ビジネスとはこうであってほしいと思う一冊です。

続き〜!

0
2021年03月14日

Posted by ブクログ

天涯孤独の颯馬がだんだんと出世して行く様、そして生き方に感動しました。「情は人の為ならず」この言葉、心にしみじみと感じました。町人になり酒問屋の番頭での活躍はヒーロー顔負けでした。もうハラハラドキドキ読む手が止まらずこれぞエンターテイメント時代小説あっぱれの一言。すごくいい所で終わってしまい早く続きを読みたくてたまりません。あなたもぜひ読んで感動して下さい。

0
2021年03月05日

Posted by ブクログ

父親を亡くし、母親の手間仕事で生計を立てている仁吉。
いつもお腹を減らしていた。

ある日手間賃が入った日に、母親とそばを食べに出かけた。
途中、丸薬を売る男が少年を殴っていた。
病の母親に飲ませたいと盗んだのだった。
母親はその金を払ってやるがそのせいで食事ができなくなった。

そんな暮らしをしていた仁吉が成長し、ひょんなことで知り合った田中藩という小さな大名の御曹司の家来になる。

時は田沼意次が、譜代の大名である田中藩乗っ取りを計画中。

頭の良さと独学の剣で出世してゆくシリーズ。

0
2022年11月25日

Posted by ブクログ

貧しい棒手振りから侍の養子となるところまでは人物紹介的なところもあり,後半の商家での活躍からどんどん面白くなっていく.が,これ続くのね.田沼意次との攻防の始まりだ.

0
2021年04月18日

Posted by ブクログ

202103/こういうエンタメ時代小説好きなのでとても面白かった!貧しく苦労してるけど一生懸命な主人公も魅力的だし、危機→知恵と工夫で解決、な展開もたまらない。とても気になるところで終わってて早く続きが読みたいのに次巻まで待たされるのがもどかしい。

0
2021年04月04日

Posted by ブクログ

いただきもののプルーフ。
著者の方が経営コンサルとかで物価とか経済的な話がもっと表に来るのかと思ったけど、わりと普通の「時代小説」。まぁこっちが勝手に期待して機体と違ったって言うてるだけですけど。NHKのドラマ、大河とか朝ドラやなくて全6回くらいのヤツにしたらオモロそう。

0
2021年03月14日

「歴史・時代」ランキング