【感想・ネタバレ】神を統べる者(二) 覚醒ニルヴァーナ篇のレビュー

あらすじ

倭国を脱出し、犠牲を払いながらも中国の陳国に到着した厩戸御子一行。だが、その異能を見抜いた道教指導者・九叔道士によって厩戸は拉致されてしまう。そして、教団内で彼は、少年・楊広と出会った……。一方、厩戸を奪還すべく、虎杖と柚蔓、そして倍達多ら仏教僧たちは、道教教団と全面激突へ。果たして一行は、ナーランダーへ辿り着けるのか。

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Posted by ブクログ

 知られざる聖徳太子の若き日を描く歴史伝奇巨編第2弾。

 いよいよ舞台は日本から中国、そしてインドへと移り、厩戸御子の一行の旅から目が離せなくなりました。

 特にこの巻では、インドでの仏教修業が中心に描かれ、仏教の世界観を垣間見ることができました。

 宗教とりわけ、仏教の不思議な魅力を感じることができました。

 後半は、厩戸御子が仏陀へと覚醒する展開でしたが、まさかこれが悟りだったとは、目から鱗が落ちた気がします。

 自分は一生悟りは得られないと思いました。

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2021年05月30日

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