【感想・ネタバレ】さざなみのよるのレビュー

あらすじ

小国ナスミ、享年43。息をひきとった瞬間から、彼女の言葉と存在は湖の波紋のように家族や友人、知人へと広がっていく。命のまばゆいきらめきを描く感動と祝福の物語。2019年本屋大賞ノミネート作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

•あげたり、もらったり、そういうのを繰り返しながら、生きてゆくんだ、わたしは。そうかお金に変えられないことって、そういうことか。 109
•愛ちゃん、最初はね、ものまねでも何でもいいんだよ。最終的に自分がなりたいものになれればそれでいいんだよ。 157

読む時によって、自分にひびく言葉が変わる本なんだろうと思う。

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2025年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ナスミさんとナスミさんに関わった人たちの話。ナスミさんが亡くなったあとの皆の気持ちや気づきに感動したり温かい気持ちになった。いろんな人の視点で話が進むのが楽しかった。毎日大切に生きていこうと思える本だった。また読みたい。

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2023年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルの“さざなみ”のように、小国ナスミという一人の女性の死がきっかけとなって、思い出の中の彼女の生前の言動が家族や友人たちの心を揺らめかし広がっていく。
人が人に残していくものについて考えさせられるなぁ。
目に見えない何かをあげたり、もらったりしながら生きてゆくことの意味がナスミさんの生き方を通して流れ込んでくる。
「よいことも悪いことも受けとめて、最善をつくすッ!」の彼女の言葉に共感。
胸を突いたのは、第12話の最後の“絶望しないで生きてゆくということ”の一文。自分がまさに息子に残したい言葉に出会えた。

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2024年07月09日

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