【感想・ネタバレ】廃炉―「敗北の現場」で働く誇り―のレビュー

あらすじ

東日本大震災から10年。福島第一原発では40年かかる廃炉作業が今日も続く。最先端技術と使命感を胸に、数多の困難を乗り越える技術者。それを裏で支える救急医や食堂スタッフ。福島を離れまいと異動を拒むキャリア官僚。「加害者」になることを厭わず、東電を選んだ新入社員――。逆境の中、しんがりを務める彼らの想いを紡ぐ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 福島第一原子力発電所、「イチエフ」の現場。ピーク時には7000人もの人たちが働いていた。現在は約4000人が廃炉作業に当たっている。1979年生まれ、稲泉連、ノンフィクション作家「廃炉」、敗北の現場で働く誇り、2021.2発行、253頁。人間が慣れによってリスクを感じなくなっていくのが怖い。目に見えない放射線への意識はどうしても低くなりがち。30ミリSv/hは低線量ではない。常に「注意喚起」を。現場を見ないと何も語れないことだとは思いますが、もっと「廃炉広報」が為されるべきだと感じました。

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2023年09月19日

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