あらすじ
人間老いれば病気もするし悩み苦しむ。老人性うつ病を告白し克服した作家の壮絶な闘いの日々。老後は勇気をなくして乗り切れない。今までの人生の経験を凝縮して明日に立ち向かうのだ。老後の生き方の意味を提言する森村誠一渾身の話題作。
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Posted by ブクログ
良書。
現代を代表する作家だけあり、老してこそ書ける本。
誰も避けることの出来ない老いることを怖がらず、やれることをする。勇気づけられる。
Posted by ブクログ
森村誠一氏は昔の人気作家で人間の証明などの代表作があり、サスペンスものなどの書き手と認識していた。
この本は新聞の書評にのっていたので、読んでみました。
冒頭は老人性うつとの戦いの戦記である。
今は克服されて、執筆活動も再開されているようである。
健康のこと、人生のこと、老後の過ごし方、米寿を迎え、なお盛んに取り組んでいる姿に頭が下がる思いがした。
趣味のこと、食事のこと、執筆のこといろいろ考えているんですね。
森村誠一氏の作品はひとつも読んだことがないのでいつか読んでみたいと思った。