あらすじ
劣等感の強い少女マンガ家・真波(まな)は、自分を受け入れてくれる彼氏に出会い仕事もプライベートも順風満帆。…のはずだったが、日々のすれ違いから気を揉んでいた矢先、信頼している“気”が視える祖父から気がかりな一言が…。
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少女マンガ家の上野真波は自己肯定感が低く、すぐに他人を優先してしまう女性。そんな彼女にも甘え上手で彼女を癒してくれる年下の彼氏ができ、堅物で苦手に感じていた担当編集・斎(いつき)からもマンガのネームを褒められ、仕事もプライベートも満たされていた。しかし、一緒に生活をしていく中で彼氏の態度に徐々にイライラが募り、両親ともうまくいかず苛立ちをぶつけてしまう。そんな彼女の唯一心から安らげる居場所は、祖父の自宅兼工房だった。真波の祖父は高名な陶芸家で、いわゆる「視える人」だ。そんな祖父のことが彼女は昔から大好きで、祖父とマンガだけが彼女を自由にしてくれたのだった。
自分のことばかりで人を思いやらない彼氏と、苦手だと思っていたのにいつも真波の心とマンガに寄り添ってくれる担当編集。「誰にも譲らない自分の人生」を生きると決めた彼女の選択とは…!
真波は人一倍周りの人の気持ちを考えてしまい、なかなか自分の本当の想いを口に出せない女性。自分に対してどこか情けないとかマイナスな感情を持っていた気がします。そんな彼女が考え方を変えたきっかけは、「いつだって相手有りきで人と誠実に向き合っている」という担当編集・斎の言葉だったと思います。
本作は、少女マンガのようにじれったい2人の恋模様にドキドキするだけでなく、自分らしく生きていくことの難しさと大切さを実感する作品です。自分にとって本当に大切なもの・大切な人を見極め、いい意味で「我」を持って自分の本心に嘘をつかない生き方がしたい、と強く感じました。今、どちらの道に進むか悩んでいる人や、自分に自信が持てない人に特にオススメです。ぜひ、ご一読ください。
感情タグBEST3
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美しい
先生の絵が綺麗で魅了されます。マナは、みことくんと別れた方がきっと幸せになれるだろうに。不思議な力を持つおじいちゃんが支えになっているんだなぁ。
匿名
一巻目
上野真波は少女漫画家をしている30歳の女性。
3カ月前にできた6歳年下の彼氏の尊と同棲している。
日々漫画の執筆に追われている真波は尊と家事を分担しながらの同棲生活を理想としているが、実際は何かと理由をつけて尊が家事をサボるため真波が一人で家事をしている。
しかも尊は仕事をやめて二カ月経っているが仕事を探そうとはせずにゲーム三昧で無職状態を恥とは思っていないヒモだった。
そんな真波の担当である斎湊斗はあまり表情が変わらず作品を見ている間も威圧感がすごいが実はとても誠実で気遣いがすごくできる男性である。
ある日実家に立ち寄った真波は隣りにある祖父の工房を訪れる。
祖父、上野善司は陶芸家として有名だが実は「気」が視える人でもあり真波は祖父に会うことで心の中の澱みが浄化されるのだった。
そんな中祖父の元に弟子志望としてやってきた小笠原一生に今までの安らげる居場所を奪われた気分になってしまった真波はモヤモヤを抱えたまま帰宅するが自分以外の女の気配があり……。
実力があり私生活も凛と過ごしていけそうなのにネガティブな真波が今後どう変わるのか楽しみ。
おもしろい
お試し版しかまだ読んでないのですが、おもしろそう。彼氏がどうしようもなさすぎて、イライラしたすが、担当者の方と、おじいちゃんを訪ねてきたひと、どっちも気になる!
アンサー1
主人公のおじいさん♪癒される~♪めちゃめちゃステキな人ですね~♪質が違うから合わない人間がいるとか、なんだか妙に納得できることばだな~とおもいました。