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Posted by ブクログ
この手の本で最もよくわかる。
競争による電力の低価格化を図り、アンバンドリングが起きた。
送配電
小売
発電
再エネを活用することが求められ、FITにより太陽光発電が増えることとなった。
電力は、常に需要と供給がバランスすることが求められる。再エネは、発電量が読みづらい。
そのため、需給の調整役たるアグリゲーターが登場。アグリゲーターは、分散電源(DSRや、DER)をとりまとめ、需要を制限(DR)したり、発電効果を生み出したり(VPP)する存在である。
コアコンピタンスは、需給のバランスであり、DERmanagement systemが重要となる。
アグリゲーターは、
マイクログリッド運用で、kWhを卸電力市場にて。
グリットに対する調整力や予備力を売ることも可能。
Posted by ブクログ
電力事業は大河ドラマという書き出しから始まっているのを見て、本当の初心者向けかと思ったが、読んでみるととても分かりやすくて良い本だった。
著者は電力会社の出身であるためポイントを押さえた説明ができており、説明の技術や読者を引き込む技術も高いと感じた。
この本単独でどの程度学べるかは分からないが、他に色々とこの分野の本を読んできた立場としては、これまで学んできたことの隙間の良い穴埋めになった。
■学んだキーワード
・kw価値と容量市場、kwh価値と卸電力取引市場、Δkw価値と需給調整市場
・需給調整市場:一般送配電事業者が、gate close後の誤差を解消するための電源を調達する市場
・Gate close後の誤差:長周期成分(←EDC: Economic Dispatch Control)、短周期成分(←LFC: Load Frequency Control)、極短周期成分(←GF: Governor Free)
・プロセスDRと自家発活用DR
・慣性力(Inertia): RoCoF (Rate of Change of Frequency) を抑制する。GFやLFCが発動するまでの時間稼ぎとして重要。
・疑似慣性(Synthetic inertia)
・同期発電機と非同期電源
・Classic DRとRapid DR
・DERMS (Distributed Energy Resources Management System)