あらすじ
4年生に進級し、学級委員長を務め少しずつ成長していくりん。と同時に、青木も教師として少しずつ成長していた。だが、りんの首筋に残っていたキスマークに青木が気付き、物語は一気に修羅場へと突き進む!! さらにりんの父親が登場し、修羅場はさらにヒートアップ!?
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匿名
ますます深まるキャラ同士の関係
どういう愛が正しいというべきなのか、この巻を読んでから考えるとかなり悩むと思います。教師の青木にとって、りんは父親のような眼差しで愛したい対象として考え始めているはずであり、一方でりんの親戚は日々成長していく彼女の姿に今は亡き婚約者の姿を重ねつつあるという変化がみられています。理性や社会的立場と年齢、そして本心の拮抗はまだまだこの先も続くのではないかと推測します。
Posted by ブクログ
はじめに言っとく。
カバーはめくれ!
深い深い深い~。
闇が深すぎて重~い5巻です。
大人が子どもを傷つけるって、そんな単純なことではないよってそんな印象を受けました。
なんていうか、感想として書いちゃうとものすごく軽くなってしまうけど。
大人として子どもを育てていかなくてはならないんだけど、原点はやっぱり一人の人と人の対等な関係なんじゃないだろうか…。
Posted by ブクログ
青木は、りんに対する自分の気持ちは「父性」だと、自分自身に納得させようとします。
そんなある日、彼はりんの首筋に小さなあざがあるのを発見し、彼女とレイジとの関係に疑いを抱きます。りんを保護するべきだと考える青木でしたが、そんな折、りんの父親が彼女を引き取りたいと申し出てくるという事件が起こります。うろたえるレイジと自分の心を開こうとしないりんの姿を見て、青木は思い悩みます。
りんの心のうちに抱え込んだ闇の深さが明らかにされていきます。彼女を取り巻く青木やレイジたちのうろたえっぷりが、今後の展開に少なからず波乱が含まれることを予想させて、続きが気になります。