【感想・ネタバレ】音声UX~ことばをデザインするための111の法則のレビュー

あらすじ

Amazon EchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカーの登場で、音声によるユーザーインタフェースを利用する機会が広まってきました。長い年月をかけて操作性の工夫が積み重ねられてきたGUI(グラフィックユーザーインタフェース)と違い、VUI(ボイスユーザーインタフェース)は、一般的に利用されるようになってからの月日がまだまだ浅いため、いざ、VUIを利用したサービスを提供するとなると、どのようにサービスを構築すればよいのか、注意すべき点はどこにあるのか、テストはどのように行えばよいのか、など、考えるべきことは多数出てくる一方で、まとまった情報がまだまだ限られるのが現状です。
音声を介したサービスやシステムは、GUI以上に直接的にユーザーにその結果が体験として伝わるため、音声インタフェース、音声ユーザーエクスペリエンス(UX)は、その活用の仕方が、提供するサービスやシステムの成否を握るとも言えます。本書では、音声によるUXを実現するために知っておくべき考え方、注意すべきポイント、サービス構築の前に考えておくべきことなどをわかりやすく、111のエッセイで解説していきます。

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Posted by ブクログ

ラジオマンにとっては身に染み付いているようなことを簡潔な章立てと平易な文章(これ自体が音声UXの真髄かもしれない)でまとめられていて、読みやすく、人と共有しやすそうな一冊でした。参考文献が多岐な分野にわたっていることも特徴で、要するにこれはスマートスピーカーの設計指南というより、「わかりやすく誤解のない喋り方の本」だ。

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2020年12月31日

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