【感想・ネタバレ】週刊プレイボーイのプロレスのレビュー

佐々木徹

第2次UWF分裂問題、孤立した前田日明のリングス旗揚げ、“黒船”ヒクソン・グレイシーの来襲、ジャイアント馬場とジャンボ鶴田の急逝、橋本真也vs小川直也の遺恨抗争、三沢光晴の全日本プロレス社長辞任&新団体設立――ウネリまくるマット界と対峙しながら、著者がレスラーたちの本音を引き出し、誌面で伝え続けた『週刊プレイボーイのプロレス』とは?

「週プレが第2次UWFを応援した理由」、「三沢が橋本との越境対談を断った経緯」、「夫人が明かしたヒクソンの新日本プロレス3連戦」、「リングス・ロシア大会で起きた軍部による拘束事件」、「前田リングス・ラストマッチのカード編成会議」、そして「幻に終わったBI対談inハワイの舞台側」……などなどリアルタイムでは書けなかった取材秘話も全部出し!

[ブクログ · ★★★☆☆]

80年代ではなくて90年代。
専門誌ではなくて週刊プレイボーイ。
この頃から「プロレス記事が載っているから」
と自分に言い聞かせながら、
気持ちはグラビアに移行していましたね笑
でも、面白くて一気に読めました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

UWF系の記事に多くを費やしていて、全日と蜜月にあった専門誌への対抗手段だったのだろうな、と。
週刊プレイボーイの読者層には、前田日明始めU系レスラーの先進性と革新性が受け入れられ易かった。そういう時代背景もあったのだも思う。

ただただ懐かしく読んだ。楽しい一冊。