あらすじ
住野よるが贈る大人気「麦本三歩」シリーズ第一弾!
待望の文庫化
好きなものがたくさんあるから、毎日はきっと楽しいー
図書館勤務の20代女子・麦本三歩のなんでもないけど
幸せな日々を描いた心温まる日常小説。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
ゆるいお話で、気楽に読めます。
かわった?主人公の行動であったり、周りの人との関わりを気楽にたのしむことができます。
短編がいくつかあるという形なのでいつでもサクッと読むことができます。
Posted by ブクログ
本当に、なんでもない三歩の「好きなもの」の話。
最初は「どうしたものか?」と思い、少し飽きそうにもなりましたが、噛めば噛むほど味が出てくる、スルメのような作品でした。結果的に、わりと好きでした。
中でも印象に残ったのは、久しぶりに会った大学時代の友人のエピソード。
恋愛の話かと思いきや、意外と重い内容。でも、そんな友人に三歩がかけた言葉がとても心に残りました。
薄っぺらい美徳の言葉を並べることは誰にでもできるけれど、
「死んじゃ駄目なんて、君の辛さが分からない私には決められない。君の人生だから」
という言葉は三歩らしくて、さらに続く言葉が秀逸でした。
「君が死んだとしても、君を好きなままの私が、少なくともいるから。安心して、生きて欲しい」
こんな言葉があるんだ、と感動しました。
どんな薄っぺらい美徳の言葉よりも、遥かに優しくて、強い言葉だと思います。
ほかにも、三歩がちょっとズルをしてしまった話や、温泉旅行でファンサをしている話など、割とどうでもいいようで「日常にあるよね」と思える、心温まるエピソードが多かったです。
休憩時間にぴったりの一冊でした。
Posted by ブクログ
ちょっとおっちょこちょいだけど、誰よりも人間らしく生きている三歩のキャラクターが大好きです! そんな三歩と友達になりたいなぁ。ふわふわした毎日を過ごしているように見えて、意外としっかり考えていたりする彼女の姿を見ていると元気が出てきます。死ぬことを考えていた男友達が三歩を思い出したのは、綺麗事じゃなく、自分の言葉で気持ちに寄り添ってくれる三歩の真の優しさを思い出したからだと思います。背中を押すのではなく、隣で寄り添ってくれる優しさに溢れた物語だと思いました。
Posted by ブクログ
住野よるさんの作品はハズレがないので手に取りました。ネットでの評判も良く、BOOKOFFで見つけて購入。
読んでみて、一番好きだったのは「麦本三歩はモントレーが好き」。
全体的に読みやすくテンポも良いので、疲れたときでもぼんやり読めました。些細な日常を丁寧に拾い上げて、楽しく文章にしてくれるのが魅力です。
所々にハッとする言葉もあり、特に心に残ったのは――
“知らない本がこれだけたくさんあるということが、世界は自分だけの目線で見られているものじゃないという証明である気がして、三歩の心を支えている”
“ずるいことしたり、人に嘘ついたり、でも生きていかなくちゃいけなくて、自分をそんな嫌な奴だと思いたくなくて、だから他人をたっぷり甘やかして、その代わり甘やかしてもらって、必ずちょっとだけ反省して、生きていくしかないんだと思うよ”
「男から見たおっちょこちょい女子」のテンプレ感は否めませんが、好きなところと同じくらい、ちょっと引っかかる部分もある。そのバランスも含めて楽しめました。
Posted by ブクログ
ひたすらゆるーい、三歩ちゃんの日常が短編でたくさん詰まっている。三歩の奇行に、電車でニヤニヤを抑えるのが大変だったけど、実はすごく共感できるような部分もあって、友達になりたい!と思った。