【感想・ネタバレ】追跡のレビュー

あらすじ

仇を取る。そのために生きてきた――。
大人気シリーズ「おれは一万石」「下り酒一番」の著者による、心揺さぶる涙の名作!

板前になる夢が破れた若者・磯市は身を持ち崩し、
高利貸しの手先となって厳しい取り立てを行う毎日を過ごす。

そんな時、幼馴染みのおしなと再会し、荒んだ思いを抱く。
おしなの父・菊右衛門は、深川の名店の主人。
彼には、板前仲間だった磯市の父を殺したとの噂が……。

復讐劇の結末が心を打つ、涙の名作!

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Posted by ブクログ

2005年刊行の単行本の文庫化。ちょうど千野さんを知る直前ぐらいに書かれた作品。今とはちょっと作風が違うようだ。丁寧に書かれているが正直ちょっと暗い。恨みが錯綜しているので若干読み進めるのに時間がかかった。確かに縄田氏の解説にあるように藤沢周平さんの初期作品を思わせるところも。そのままの方向で行かなくてよかったというところも藤沢さんと同じかも。

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2021年02月09日

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