【感想・ネタバレ】にらみのレビュー

あらすじ

窃盗の常習犯・保原尚道が仮釈放中に保護司を殺害しようとして逮捕された。取り調べる片平成之は、以前、裁判で保原が供述を翻したりしないよう圧力をかけるべく“にらみ”をしていた。保原は自首しているのだが、片平は納得していない。保原は人を殺めようとするほどの悪人なのか――(表題作)。多様なサプライズが楽しめる、名手によるミステリー傑作集!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

表題作が一番面白かった。「刑事は常に二人組のコンビで動く」の一文がこう繋がるとは。「実況中継」「雑草」「百万に一つの崖」も無理やりな展開もありつつ楽しめましたが、「餞別」と「遺品の迷い」は突っ込みしかなかった。さすがにこの結末はないでしょ。ホテルの明かりで「クスリ」とか、同音異義語を言わせるとか、どんなファンタジーかと思う。作品ごとの高低差がありすぎる短編集。

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2021年02月08日

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