【感想・ネタバレ】経営者こそ投資家である 企業価値創造のためのキャピタル・アロケーションのレビュー

あらすじ

余計なプライドを捨て「キャッシュ創出マシーン」になりきれるか?
経営をお金の視点から見ることではじめてわかる企業価値創造のプロセス。

本書は「キャッシュ創出マシーン」への変身プロセスを「経営者こそ投資家である」という視点に立ち、特にキャピタルアロケーションにフォーカスを当て、国内外の事例とともに解説する。キャピタルアロケーションは、バフェット氏がその重要性を説いた影響もあり、一部関係者の間では既に関心が高い。日本でもコーポレートガバナンスコードに関連する記述があり、経営資源としてのお金の配分(=キャピタルアロケーション)への関心も高まりつつある。また、事業ポートフォリオの見直しによるキャピタルアロケーションの変更への投資家の関心も高まり、アクティビストを中心に、再投資ではなく資本還元へのキャピタルアロケーションの引き上げへの要求も増えている。ファイナンス研究の第一人者が、ESGを含む最新動向にまで目配りをしながら、そうした状況を踏まえ解説する最新の実践の書である。

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Posted by ブクログ

経営者のキャピタルアロケーションに対する手法、企業分析を色々な事例を交えて説明してくれている本
読み応えがあり、ざっと読んだだけで概要を掴む類の本ではなく、資本政策を行う経営者においては非常に重要な観点が多く盛り込まれている
ひいては、経営者は投資家と同じ目線で企業運営を考えるべきであることを再認識させてくれるとともに、ビジネスマンにも必要な素養を育ててくれるきっかけになると思う
キャピタルアロケーションの一つであるM&Aに至るまで事例が豊富

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2021年01月25日

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