あらすじ
大晦日の夜,魔術師イルヴィツァーはあせっていた.真夜中までに自然を破壊しなければ,地獄の魔王との契約が果たせないのだ.そこへ魔女が現れて,どんな願いもかなう魔法のカクテルをつくることに.悪だくみを止めようと,猫のマウリツィオとカラスのヤーコプが大奮闘!たっぷりの遊び心と風刺がきいた長編ファンタジー.(巻末エッセイ=あさのあつこ)
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
再読。
ミヒャエル・エンデによる長編ファンタジー。
登場人物はたった4、5人、時間は12月31日午後5時から午前0時の間だけ、舞台は魔術師の屋敷と、少し離れた大聖堂の塔との行き来のみ、という限定された枠組みながら、冒険や友情、スリルや笑いをユーモアたっぷりに描き出す。
四半世紀越しに読み返したけれど、やはりエンデはいつ読んでも面白い。
Posted by ブクログ
大晦日の夜に、魔術師の悪だくみを猫とカラスがくいとめるお話。
魔法のカクテルの効用が変わる期限が刻々と迫ってくるため、魔術師と猫たちの駆け引きに緊張感があって面白かった。アニメとか、舞台にしたら面白そう。
魔術師の願い事に、人間として、とても皮肉を感じてしまった。
Posted by ブクログ
どんな願いも叶う魔法のカクテル、2人の悪事を止めろ!
『モモ』や『はてしない物語』とは一味違った物語。エンデの言葉の魔術に酔いながら読み進めた。猫とカラスが2人で言い合いながら、魔女と魔法使いの悪事を止めようと知恵を絞る。章ごとの時計の絵を見つつ、間に合うのかどうかハラハラしながら読んだ。終わりよければすべてよし。ハッピーエンド。これこそメルヘン。