【感想・ネタバレ】いまこそ「社会主義」 混迷する世界を読み解く補助線のレビュー

あらすじ

池上彰がマルクス経済学の専門家と対談。資本主義や社会主義の歴史を振り返り、世界経済の現在・過去・未来をわかりやすく解説。混迷の時代を生き抜くために我々は何をすべきか? アメリカ大統領選挙後の動向も見据えつつ、未来への指針を提示。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

以前神保町で『マルクスだったらこう考える』を読んで、的場さんの存在を知り、興味を持った身として、現在の的場さんの思想を知りたくて読んだ一冊。
池上さんの知識量もさることながら、改めて的場さんの経済学的・哲学的・歴史的知見の幅広さに感銘を受けた。
ここからはネタバレだが、的場さんの思想は、地方分権型社会主義、らしい。詳しくは書いていないが、斎藤さんの脱成長コミュニズムに出てくるアソシエーショニズムやミュニシパリズム、シューマッハーの社会主義と大差は無いのだろうと理解した。
次は是非若手マルクス学者の斎藤さんとの対談本を出して欲しい。

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2022年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 検証を拒むことの危険。歴史に学ばないことの愚かさ。
 なぜこのような赤字体制に陥ったのかを、政府は、誰も説明しようとしない。本当に奇妙で恐ろしいことだ。
 社会民主主義的な「余裕」を無くしたことが、現代日本の脆弱さにつながっている。
 
 この本からも、社会主義の理念と、共産主義国家体制の違いを再認識する。
 

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2021年03月18日

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