【感想・ネタバレ】ニュースの「疑問」が、ひと目でわかる座標軸 世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」のレビュー

あらすじ

米大統領選で激突する「二つのアメリカ」。貿易問題よりも根深い「米中冷戦」。「ブレグジット」で分裂するEU諸国。今、世界中では大分断が進んでいる。しかも、様々な思想が入り乱れ、対立構造が非常に複雑で、わかりづらい。「右派」や「左派」の対立だけでなく、「ナショナリズム」「グローバリズム」「リベラル」「リバタリアン」など、それぞれの立場が、正直よくわからない人は少なくないはずだ。政治思想は学校でも教えてくれなかった……。そこで、駿台予備校のカリスマ世界史講師が、現代の読み解き方を伝授する。使うのは、各国の政治的・経済的スタンスがひと目でわかる「政治思想マトリックス」。これを使えば、現在の複雑な世界情勢をシンプルに整理できる。アメリカ、中国、ロシア、イギリス、EU諸国、中東、そして日本と、それぞれの地域の近代史と今が手に取るようにわかる。「国際情勢を読み解くコンパス」があれば、分断する世界のリアルな姿が見えてくる!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

何かの紹介で認識。政治について今ひとつ理解を深めようと読書。わかりやすくてめちゃめちゃ良い本。

メモ
・昔の右派左派は右が保守・共同体、左が自由・個人というシンプルな構成だった。
・カトリック蓄財は罪、寄付が望ましい行為
 プロテスタント勤勉すべき。投資は神の望む行為
 →アメリカプロテスタント発展 
  中南米カトリック経済発展は大きくない
・ナポレオン戦争は保護主義のフランス連合と自由主義のイギリス連合との戦い。
・自由主義による経済格差の拡大が社会主義をうむ。
・ロシアには議会がなかった。政教一致の独裁継続、皇帝は神の代理人。産業革命もなく、時代は中世。
・日露戦争敗退をきっかけに政治に資本家を組み込んだ。憲法制定も実施。
・平等だが自由ゼロ これが最も左の思想。ソビエト連合、中国、北朝鮮。
・ルーズヴェルト大統領が自らをリベラルと主張。国家が責任を持って個人を守る。手厚い社会保障。強力な政府と官僚機構に意味合いの転換が行われた。
従来の自由主義はリバタリアニズムに。そして共和党に。ルーズヴェルト派は民主党に。
・イギリスは世界の工場から世界の銀行へ。金融はグローバルを推奨、製造系はナショナルを主張。
 リベラル民主党がオバマ
 共和党ナショナリズムがトランプ
・アメリカは歴史的に個人の自主独立を重んじる小さな政府思想の国。
 ウィルソン大統領がこれを変えた。FRB創設。これは民間資本100%
・リーマンショックを単に、SNS戦略を用いて、民主党を打ち破ったのがトランプ。草の根主義の復刻。
・第二次世界大戦は極端なグローバリズムが極端なナショナリズムを引き起こしたことによるもの。
・鄧小平が一党独裁の市場経済を導入
・習近平はグローバリズムから保守回帰派。
・ネオコン ネオコンサバティブ 新保守派。民主から共和党にうつったユダヤ系保守主義者
・えりつぃんはウクライナ、ベラルーシとともにソビエト連邦から脱退を宣言。
・ドイツの二大政党は自由派のキリスト教民主同盟と、平等派のドイツ社会民主党。
・当初はドイツの押さえ込みも意図に含まれたEUだが、ドイツはこれをうまく利用して輸出を増やして富を蓄積してきた。
・世界はEU。中国のユーラシア大陸枢軸陣営と米日英インドなどの海洋国家陣営とに分かれつつある
・スターリンは軍の暴走を阻むために幹部群をみな処刑した。

0
2022年03月13日

「社会・政治」ランキング