【感想・ネタバレ】明石家さんまヒストリー1 1955~1981 「明石家さんま」の誕生のレビュー

あらすじ

少年時代から落語界入門、大阪での活躍、「ひょうきん族」スタートまで、若き日の明石家さんまの“歴史”を、本人の発言や膨大な資料をもとに克明に記録。師匠のもとで芸を磨き、芸人仲間と切磋琢磨しながら順調にスターの階段をのぼる一方で、芸を捨てる覚悟をした大恋愛、ブレイク前夜の挫折など、苦くも充実した“青春時代”の姿を浮かび上がらせる。人生を「明石家さんま研究」に捧げた男による、渾身のデビュー作!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

水道橋博士のメルマ旬報からの書籍化。本編はもっと細かなデータが満載だが、本書は良くまとめられていて杉本高文の誕生から、人生で1番うけたと本人が言う高校時代、落語家修行時代〜ひょうきん族までが描かれます。若くて夢と時間だけはあってもお金は無いという時期がさすがの明石家さんまにもあった。
 なぜ笑福亭に弟子入りしたのに明石家なのか、なぜ落語をやっていないのか、なぜずっとピンなのか、なぜどんな時でも後輩に厳しくふるのか、などの理由が分かります。
 どんなに不遇な時代も、お金が無くても、皆から可愛がられます。そして、ずーと面白いです。
 杉本少年が芸人になって人を笑わせるためには、師匠に弟子入りしなくてはいけませんでしたし、それが当たり前の時代でした。現在の吉本興行は、NSCでお笑い芸人を育成し、吉本興業の劇場に出演させる形式が大半だと思います。明石家さんまさんを今テレビでみると、自分が松之助師匠や桂三枝や桂文珍など先輩から受けた恩や芸への厳しさを後輩たちへ惜しみなく与えているように思えます。
正に天下をとっていく後半も楽しみです。

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2020年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
プロローグ…杉本高文18歳
第1章   原点…1955~74年の杉本高文
第2章   入門…1974~75年の笑福亭さんま
第3章   研鑽…1976年の明石家さんま
第4章   覚悟…1977年の明石家さんま
第5章   刺激…1978年の明石家さんま
第6章   進撃…1979年の明石家さんま
第7章   追走…1980年の明石家さんま
第8章   誕生…1981年の明石家さんま

<内容>
趙明石家さんまファンで、様々な記録を集めていた著者が、水道橋博士の推薦で書いた本。もともと「明石家さんま研究家」のように資料を集め、水道橋博士のブログに投稿していたことがきっかけ。調べられる限り詳細な、データをつけてある。文章はオーソドックス。本人の著書や雑誌のインタビュー、テレビやラジオのコメントをつないであるが、時間順にきちんとまとめてあるのでわかりやすい。なかなか面白い。

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2021年03月05日

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