【感想・ネタバレ】明石家さんまヒストリー1 1955~1981 「明石家さんま」の誕生のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年02月18日

若き日の明石家さんま。
ヤングさんちゃん。
もうすでに伝説の人。教科書に載る人。
信長だ、家康だ、なんかよりも、
この人の大河ドラマを観たい。
有名な師匠や紳助との感動と破茶滅茶エピソード。
それだけでなく、
鶴瓶、関根勤、たかじん、のりお、やっさん…
との面白いエピソード。
それだけではなく、とて...続きを読むも勉強になります。
よく研究されている本。
メチャクチャ面白い!

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Posted by ブクログ 2021年09月26日

断片的にしか知らなかったこと
お笑い好きだが東京者には分からないことが詳しい
著者は私より年下なのに文献や映像記録で紐解いたのだろう
素晴らしい

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Posted by ブクログ 2020年12月27日

めちゃくちゃ、面白い!読んでいく中、脳内で「明石家さんま」のしゃべりが再生されて、いちいち笑ってしまう。
よくぞここまで、調べてくれたものだと思う。非常に濃密な筆致で、明石家さんまの歴史が描かれていく。もはや、一人の芸人を対象とした、オーラルヒストリー、聞き語りの研究書の域に達していると思われる。
...続きを読むそして、明石家さんまの人間形成・芸人としての力をつけていく上で、笑福亭松之助師匠と桂三枝(現、文枝)が大きな影響を与えていたこともよくわかる。
また登場する様々な芸人が、芸を行う上で、人間観や人間性を重要視している言葉が、端々に見られ、「芸道」というものを改めて考えさせられた。
・笑福亭松之助師匠が、禅の本をよく読んでいたこと、落語の前に人間ということで人間性を磨けという考えをしていたこと、
・桂三枝の「芸の上で体力が必要。芸の体力というのは、引き出しの多さ、人生経験の貯金なんですね」という言葉、
・明石家さんまの「継続は力なり」、「いまを生きる」といった言葉、
・立川談志の「若手に言いたいことは、己の物の見方・人生観をぶつけてみたらどうか」、「落語家は業を肯定していく家業、人生なんてカッコ悪いものだということを語る家業」という言葉。
特に、談志の「落語家は業を肯定していく家業」という言葉で、自分が何故、漫画「じゃりン子チエ」を面白いのかということがわかった。あの漫画は、テツをはじめ登場人物たちがカッコ悪くドタバタと生きる喜劇の中で、生きるという業を肯定しているから、面白いのだ。
こういう、「芸道」の奥深さを端々に感じながら、「何故、明石家さんまがこれだけおもろく、愛されるのか」、「何故、おもろいものは、おもろいのか」がよくわかる一冊だった。
TVやラジオ、各種記事を読み込みここまで、まとめ上げた筆者の力に感嘆と称賛と感謝を贈りたい。続刊も出る様なので、非常に楽しみである。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年12月19日

水道橋博士のメルマ旬報からの書籍化。本編はもっと細かなデータが満載だが、本書は良くまとめられていて杉本高文の誕生から、人生で1番うけたと本人が言う高校時代、落語家修行時代〜ひょうきん族までが描かれます。若くて夢と時間だけはあってもお金は無いという時期がさすがの明石家さんまにもあった。
 なぜ笑福亭に...続きを読む弟子入りしたのに明石家なのか、なぜ落語をやっていないのか、なぜずっとピンなのか、なぜどんな時でも後輩に厳しくふるのか、などの理由が分かります。
 どんなに不遇な時代も、お金が無くても、皆から可愛がられます。そして、ずーと面白いです。
 杉本少年が芸人になって人を笑わせるためには、師匠に弟子入りしなくてはいけませんでしたし、それが当たり前の時代でした。現在の吉本興行は、NSCでお笑い芸人を育成し、吉本興業の劇場に出演させる形式が大半だと思います。明石家さんまさんを今テレビでみると、自分が松之助師匠や桂三枝や桂文珍など先輩から受けた恩や芸への厳しさを後輩たちへ惜しみなく与えているように思えます。
正に天下をとっていく後半も楽しみです。

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購入済み

知らなかった明石家さんま

2020年12月05日

1976年山口県生まれの私にとって、さんまさんを認識した最初は「オレたちひょうきん族」でした。それまでの知らなかった明石家さんまを知れ、とても興味深く読めた一冊です。

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Posted by ブクログ 2021年06月05日

この本を読み終わった、まさにその時、Yahoo!ニュースのプッシュ通知で『「厳しい親鳥」。間寛平が吐露する明石家さんまへの思い』という記事がスマホにやって来て、なんか不思議な気持ちです。ニュースの中身は芸能生活50周年を迎える寛平ちゃんのインタビューなのですが、先輩芸人の記事の見出しに来ちゃうところ...続きを読むが明石家さんまの吉本での、いや芸能界での存在感の独自性を示しているような気がしました。思いだすと闇営業問題の時も紳助引退の時も、さらにはSMAP解散の時も付和雷同しない独自のコメントを発していたように思います。たけしのアートな感じ、とかタモリの教養な感じ、とか松本人志のパワーな感じとかと一線を画す、どこまでいってもタレントな感じ、のすごさ…を改めて感じているのですが、本書を読んで、さんまの落語界にも属せず、漫才というジャンルにも属せず、コントや演技という領域にも属している訳ではなく、敢えて言えば、テレビの世界(ラジオの世界も…)だけに属している、明石家さんまという前後左右に比較対象物のいない芸人の一貫して持っているぶれない軸を感じました。売れていなかった時代にどんなに会社に言われてもコンビを組まなかったエピソードとか、その後の活躍を自らイメージ出来ていた訳ない!と考えると凄いことだと思います。本書はさんまの笑いに救われたというディープなファンが27年間かけてパブリックになったさんま本人のコメント(番組のエピソードトークとか週刊誌のインタビューとか)をすべて記録したノートから生まれたものすごい研究成果です。奇書ともいってもいいマニアックな本なのですが、あまりにさんま本人の裏表がなくて、しかも常に一貫しているので、ものすごい努力のアウトプットなのにテレビのさんまの存在そのものに見えて、軽く見えるのが可哀想な本だと思いました。それも、さんまという素材の強いシンプルさと圧倒的なポジティブさのせいなのかもしれません。「♪幸せってなんだっけ?なんだっけ?シンプル、ポジティブ信じれることさ♪」本書では鎌田敏夫がさんまを見初めるくだりとまったくすれ違いの大竹しのぶが仕込まれています。ああ、はやく「男女7人」が語られるであろうAKASHIYA SANMA HISTORY 2が読みたい!

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Posted by ブクログ 2021年05月31日

改めて、さんまさんの凄さがわかる一冊。
天才は努力の賜物だと痛感した。
さんまさんが大好きなお笑いに全力を注いできた姿に圧倒される。到底まねできない。
今も全力ですもんね(笑)。

「ここでこの番組に出演することになったんだ」とか、「ここでこの人と出会ったんだ」など、さんまさんの歩んできた歴史が克明...続きを読むに描かれていて、凄く面白い!同時に「お笑い」の歴史を知ることになるので、勉強にもなりました。

この一冊だけでもかなり濃厚なさんまさんのヒストリーだけど、さんまさんのヒストリーはまだまだこれから盛り沢山でしょう!
次回作も夏ごろに発売予定らしいので、楽しみです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年03月05日

<目次>
プロローグ…杉本高文18歳
第1章   原点…1955~74年の杉本高文
第2章   入門…1974~75年の笑福亭さんま
第3章   研鑽…1976年の明石家さんま
第4章   覚悟…1977年の明石家さんま
第5章   刺激…1978年の明石家さんま
第6章   進撃…1979年の明石...続きを読む家さんま
第7章   追走…1980年の明石家さんま
第8章   誕生…1981年の明石家さんま

<内容>
趙明石家さんまファンで、様々な記録を集めていた著者が、水道橋博士の推薦で書いた本。もともと「明石家さんま研究家」のように資料を集め、水道橋博士のブログに投稿していたことがきっかけ。調べられる限り詳細な、データをつけてある。文章はオーソドックス。本人の著書や雑誌のインタビュー、テレビやラジオのコメントをつないであるが、時間順にきちんとまとめてあるのでわかりやすい。なかなか面白い。

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Posted by ブクログ 2021年02月07日

明石家さんまに魅せられて、彼が出演するテレビ番組や舞台、雑誌インタビューなどの膨大な資料を収集している著者エムカク氏による決定版とも呼べる評伝。第1冊にあたる本書では、出生から落語家への弟子入りを経て徐々にテレビを中心として人気を博していき、「オレたちひょうきん族」で大ブレイクを果たすまでが描かれて...続きを読むいる。
とにかく著者の情報収集の完璧さは、”明石家さんまに魅せられた狂人”の域に達しており、そのエピソードの数々がもう読むだけで十分に面白い。同期かつお互いをライバルとしてみなしていた島田紳助との深い関係、1980年頃からの”漫才ブーム”の中でピン芸人としてどうサバイブするかという意気込みなど、読みどころは盛りだくさんであり、現在に至るまでトップ芸人として人気を博す明石家さんまのプロフェッショナリズムの源流を知れるのが素晴らしい。
にしても夏頃に出版予定の第2冊目は、1982~1985年が対象とのこと。このペースでいくと、完結するまでに何冊必要なのか、空恐ろしくなるが、首を長くして出版を待ちたい。

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Posted by ブクログ 2022年01月02日

テレビっ子みんなが大好きお笑い怪獣こと明石家さんまさんの歴史をさんまさんのことが超好きな筆者が今までのさんまさんが喋った言葉を記録した発言ノート、映像資料、書籍資料、雑誌資料をコツコツまとめて作った明石家さんまヒストリー

明石家さんまさんの歴史と実際にそのエピソードを喋ったのがいつのどんな媒体かも...続きを読む書かれてる

師匠である笑福亭松之助さん、同期である島田紳助さん、笑福亭鶴瓶さん、横山やすしさん、やしきたかじんさんなど豪華な方々とのエピソードや
女性の為に、芸人を辞めた時などさまざまなエピソードが盛り沢山

さんまさんという人間性がこの本に詰まってて面白かったり感動できたりさんまさんのテレビを観てるくらい楽しめる本

これを読んだら筆者のさんまさんに対する愛情がなだれ込んできてさらにさんまさんのことが大好きになるわ

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Posted by ブクログ 2021年09月16日

さんまさんて本物のスターだなぁ!

スターになったさんまさんしか知らないので、明石家さんまが出来上がる過程(努力と思わせない努力!)がよくわかる。

人間的にもとても魅力的!
自分とその才能を信じているのが伝わるし、何よりいちいち面白い!読みながら顔が笑いっぱなし!

この人の家族だったらうるさいな...続きを読むぁ、少しは静かにしてよ!と思うかもしれないけど、
友達だったらいつも引きつったさんま笑いで元気になりそう。

次作も読みます!

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