あらすじ
今ほど、自分で考え・評価するために、情報を正確に理解することの必要性を痛感せざるを得ない時代ではないかと思います。
「読解力」は生きる力。仕事や人間関係は読解力で差がつきます。池上彰さんが自身の体験と現実社会をテキストに磨き方を伝授します。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
この本と並行して三宅香帆さんの本やnoteを見て、読解力の基になるのは教養だよね、なんて思っていたらまさにそれが書かれていて自分の中で結びついた!!となった。「読解力のベースとなる、知識と教養を身につける」「教養は『知識の運用力』だった」まさに私が三宅さんの本を読んで感じたことはこれだと思った。知識を身につけて、それを自分の中でかき混ぜながら教養にしていく。教養が身につくと、同じように本を読んだり舞台を観たりしても、「この言葉の背景にはこういう社会情勢がある、こんな主人公の思いがある」と読み解くことができる。より深く読んだり観たりすることができる。
今まで舞台を観る時はネタバレが嫌であらすじだけ読んで他は何も知らない状態で見ていた。そして舞台の壮大な感じや歌のうまさ、「こういう話だったんだ」という感想で終わっていたが、そろそろ「読み解く」舞台鑑賞ができるようになりたいと思った。