【感想・ネタバレ】ブラック霞が関(新潮新書)のレビュー

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Posted by ブクログ

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 タイトル通り、霞が関めっちゃブラックやなぁというのが感想。朝の4時くらいまで働き、かつ土日もなんてえぐすぎる。
 自分も公務員なので、国会対応が一番大変だし忙しいというのはすごく共感できた。先生への説明資料を紙で印刷して持っていくという無駄な作業がいまだに行われているとのことなので、デジタル化することでそのような無駄な作業を省き、国民のためになる政策を立案できるような環境が整えばよいと思う。デジタル化というのは時代の流れに合わせて言っているみたいな印象を受けていたが、業務効率化の面で相当効果があるものなのだと認識することができた。
 閣議決定を求めるための「請議書」というものがあるそうだが、これは通常の紙ではなく青枠と呼ばれる特殊なものでなくてはならないらしく、これに文字を印刷する際は、青枠と文字の間が5ミリ以下になっていないと内閣法制局に弾かれるのだそう。本書で、なんて無駄な作業なんだ、と1番思ったのはコレ。

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2021年12月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

官僚の方々の労働の実態を垣間見ることができる内容でした。
特に悪い意味で驚いたのが、コピーを大量にとらなければならないことや、それを自転車で配り回らねばならない仕事。
そして議員の挨拶文作成。(たまたま今日Yahoo!ニュースで記事になっているのを拝見しました)
そんなものは国民から集めた税金で負担せねばならない仕事ではありませんよね。
より良い社会をつくるには、国民が霞ヶ関の無駄に目を向けることも重要だと改めて感じる内容でした。

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2021年11月20日

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