【感想・ネタバレ】雨降る森の犬のレビュー

あらすじ

父親を病でうしない、母親との確執を抱えた女子中学生の雨音(あまね)は不登校になり、山岳写真家の伯父・道夫のもとに身を寄せた。道夫はバーニーズ・マウンテン・ドッグのワルテルとともに自前のログハウスに住んでいた。ログハウスの近くには大きな別荘があり、雨音はそこの持ち主の長男で高校生の正樹と知り合う。正樹は再婚した父親と若い母親に対して、複雑な感情を抱えていた。雨音と正樹は道夫の影響で登山の魅力を知るようになり、道夫の愛犬ワルテルと自然との触れ合いが、二人の心を少しずつ癒していく。家族の問題を抱えた中学生と高校生が、道夫とワルテルと過ごすなかで自らの生きる方向性を見出していく、心に響く長編小説。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

感動で涙が止まらなかった。
自然の描写も美しいし、とにかくご飯が美味しそうすぎる。自分も山に登ってみたくなった。
ワルテルとの別れのシーンでは祖父とのお別れを思い出して心が締め付けられた。
人も、犬も、生物はいつか死ぬけれど、だからこそ一日一日を大切にしたい。犬のようにありのままで、愛を持った人になりたいし、今を生きていきたい。

0
2025年03月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

少年と犬を読んでラストが切なかったので、この本は、犬との穏やかな日々を過ごす物語なのだろうと勝手に想像して読むことにしました。しかし、ラストでワルテルが弱って亡くなってしまいまた、号泣でした。私も犬を飼っているので後悔しないように犬をかわいがろうと思いました。
山の描写が多くて、山に登りたくなりました。若い頃八ヶ岳には、行った事がありますが、またどこか山に登ろうと思いました。信州の素敵な自然の描写に心癒されました。

0
2025年02月02日

「小説」ランキング