あらすじ
春の夢、ユニコーンに続く新シリーズ第3弾
『ポーの一族 春の夢』『ポーの一族 ユニコーン』に続く第3弾。19世紀末、旅の途中のエドガーとアラン。体調を崩したアランのためにアーサー・クエントン卿の館に滞在することになり、エドガーは…?
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アーサー卿との出会い、ランプトンの絵が描かれる事になった経緯。
人間に惹かれてしまうエドガーが悲しい。でもエナジーはいただく。眠り続けるアランの為に。
番外編のアランが、らしくて愛らしい。
旧作のあの印象的な絵画にまつわるストーリーですね。
前作ではアランがあんな事になってエドガーが1人で苦しそうで読んでいて胸が痛みましたが、今回は生きてるアランがまた読めると思ったらアランはずっと眠ってて、またエドガーが1人ぼっち。
それでもアランの存在がエドガーを支えてて、エドガーが幸せそうで嬉しい。
昔の作品の薔薇を手折ってエナジーを吸い取る描写が好きでしたが、今作品ではもっと分かり易い表現になってますね。
何より、またこうしてポーの一族の新作を読める事が幸せです。萩尾先生に感謝です。
Posted by ブクログ
昔のポーの一族は抒情的でとにかく美しい漫画のイメージですが、今のシリーズはミステリ小説のようなドキドキ感のある人間ドラマがとても面白い。
巻末のアランの小話が好きです。アラン主役の話はとても好き!
懐かしさとやるせなさ
今になってエドガーのランプトンが描かれた話を読めるなんて言葉にならないほどのたくさんの思いを抱きます。ポーの一族を始めて読んだ時の感動を思い出します。おモー様に感謝!!です
Posted by ブクログ
スミマセン2とおなじまとめです。
ポーの一族秘密の花園 1
フラワーコミックススペシャル
萩尾望都/著
出版社名小学館
出版年月2020年11月
ISBNコード978-4-09-871208-3
(4-09-871208-3)
税込価格750円
頁数・縦191P 19cm
ポーの一族秘密の花園 2
フラワーコミックススペシャル
萩尾望都/著
出版社名小学館
出版年月2021年11月
ISBNコード978-4-09-871499-5
(4-09-871499-X)
税込価格750円
頁数・縦193P 19cm
以上e-honより引用
概要
「秘密の花園」(ひみつのはなぞの)は、吸血鬼一族の物語を描いた萩尾望都のファンタジー漫画作品『ポーの一族』新シリーズの一作である。『月刊フラワーズ』(小学館)2019年7月号、2020年8月号から11月号、2021年6月号から8月号および同年10月号・11月号にかけて掲載された。『ポーの一族』のシリーズ18作目[注 1]の作品で、単行本2冊分とこれまでの同シリーズの中で最長の作品となっている。
第10作「ランプトンは語る」の前日譚の作品で、アーサー・トマス・クエントン卿とエドガー・ポーツネル、アラン・トワイライトとの出会いとランプトンの絵を描いた経緯、クエントン卿が一族に加わった経緯などが描かれている。
以上出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
感想
親の介護、実家じまいが矢継ぎ早に起こり、連載当初あまりチェックできていなかったため、第一巻購入後しばらく追っておらずやっと今読み終えた。
21世紀版ポーの一族の中では一番初期の作品と連動性が高いように思う。
ただ、第一シリーズではランプトン卿はエドガーの子孫だと思っていたのだが?
また最後ランプトン卿も一族になるというのは今回初耳情報だった。
第一シリーズでは版バンパネラであることの苦しみをエドガーが抱きつつ長い年月を生きていたが、21世紀版のエドガーは割と淡々と人を襲ってゆく。
少年なのにクールなところがエドガーの魅力だが、この冷淡さには往年のエドガーファンにはちょっとついていけない所もあった。萩尾望都好きだった亡き友にあの世に行ったら読ませ感想をぜひ聞いてみたい。
満足度★★★★+0.5
新シリーズ
新シリーズでこれが一番好きかも。
アーサークエントン卿に話でまさに続編って言う感じ。
ただクエントン卿のイメージが全く変わってしまったww
もっと陰鬱な感じだったのに躁鬱だったのか?
Posted by ブクログ
1888年、「ランプトンは語る」に繋がる話。
アランはずっと熟睡中です。。
わがまま放題のアランをエドガーが宥めたり、甘やかしたりするのが見たいのに残念~。
ユニコーンの現代を描いた後に過去を描くのは何か伏線があるからだよね??
アランが蘇るのか気になる。