あらすじ
受講者数約2万人以上、1000回以上におよぶ経験に基づく、オンライン研修のすべて
■そもそもオンライン研修ってどんなもの?
■Eラーニングやウェビナーとは何が違うの?
■講師をするときに気をつけるべきポイントは?
■グループワークの効果的なやり方は?
■フォローアップはどのように行えばいい?
新型コロナウイルスの影響が拡大し、感染防止の観点から“やむを得ず”導入されたオンライン研修。しかし実際にやってみると、オンライン研修という新しい取り組みが、硬直的だった従来の企業内教育のあり方に一石を投じ、新たな価値や意義をもたらすことがわかってきました。
一方で、従来行ってきた集合型(対面型)研修とはどこが違うのか、どのように行えば効果的な人材育成ができるのか、といったことがわからず、手探り状態となっている組織の人事研修担当者やマネージャーも少なくないようです。
本書は、新たな手法やより効果的なアプローチを検討されている人事、人材育成担当、組織のマネージャーの皆さんの一助となるべく、私たちHRインスティテュートの、受講者数にしておよそ2万人以上、回数にして1000回以上におよぶオンライン研修の経験をもとに執筆したものです。
新人研修、営業研修、管理職研修、シンポジウムetc…
あなたの会社の人材育成を進化させる理論と実践がこの一冊に!
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Posted by ブクログ
☆きっかけ
育休中に研修現場環境激変。
色々担当者に聞く前に、自分でどんなもんじゃいと調べてみようと思ったから。
☆読む前、知りたかったこと
講師が一人で喋ってて、受講生の反応薄いとか、寝たり、飽きたり、内職してたりの対応や工夫が知りたい。
☆感想
刺さった言葉
「ビジネスで、配慮は必要だけど遠慮は必要ない」
今のところ、やはり対面集合研修の方が良いことは多いと思った。
特に自社研修の場合は、対面のもっともメリットである「直接会うことでの人間関係構築、帰属意識を作ること」が一番の目的だと思うから(残念だけど、これが一番の目的だとお思っていたから、知識をつけさせるは二の次だった認識。あくまで個人的にだけど、sさんもそうだったと思っている)、改めて研修のあり方や研修実施の目的意識を変えていかないと、ただ対面研修をオンラインでやっているだけのつまらん研修になるなと危機感。
本書では、オンライン研修ならではのメリットや実務的なことも沢山載っていた。
実際に企画運営する際は、マーカーの部分とノートにメモした部分を参照に。
本書には登場しないけど、2:6:2の法則から…
社員の6割の部分の人も「研修受けて何になる?参加するだけでいいか」になっているから、ここの層の引き上げが重要だなと思った。
不満ブーブーな2割が気になってしまってたけど、6割引き上げの方が最重要だわ。
設計は対面より綿密に、余裕をもって(対面の7〜8割の量)。
これ読んでから社内研修見学して、改善できそうなところを探す視点で見れてよかった。(改善点はメモへ)
Posted by ブクログ
オンライン研修時に取り入れたい点が複数記載されている。特にオンライン研修導入期に読むのがお勧め。
・動画型:インプット重視 ↔︎ 双方向型:理解と定着重視
・研修後30日間のフォローアップがあるとよい
・事務局用チェックリスト等、すぐ取り入れられるものも複数あり
Posted by ブクログ
オンライン過渡期にいち早くこうした本で体系的にちょっとしたコツをまとめて頂けるのは、ありがたいです。
あくまでも実践の知であり、学術的な裏付けなどは今後の課題という印象でした。