あらすじ
富豪宅で起きた二重殺人。関係者が次々と不審な死を遂げ、ショーン・ダフィは錯綜する事件の渦中に身を投じる。シリーズ第四弾!
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Posted by ブクログ
正直前作までを読んでいて主人公のショーン・ダフィがあまり好きになれませんでした。
しかし、役者が後書きで述べた通り本作を読み終わったあとショーンの幸せを願わずにはいられなくなるくらい好きになりました。
ショーンの人間臭さや話の展開が面白くあっという間に読み終えてしまいます。このシリーズの転換期の作品。
Posted by ブクログ
ショーン・ダフィシリーズ四作目。
裏表紙には「第四弾にして最高潮」とあったし、
訳者もぜひここまで翻訳したいと力を入れていたけど、
ちょっと肩透かしに遭ったような感じ。
金持ちの夫婦が殺され、息子が行方不明と単純な事件だと、
部下のクラビーにまかせるダフィ。
だが、息子は自殺で見つかり、その恋人も後を追う。
なにか裏があると事件を追っていく。
意外と使えることが次第にわかってくる新人刑事の存在が
面白かったが、
事件よりもダフィがMI5に誘われたことの方が気になってしょうがない。
ちなみに、
武満徹という日本人の作曲家の曲が出てきて「隠れた宝石」と書かれていたが、
全然理解できなかった。
結局、事件解決は不完全燃焼だし、
(このシリーズは犯人がわかっても逮捕できないらしい)
悲しい結末になってしまい残念だった。