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リューク様が素敵
皇帝の娘ながら、かなり不幸に育ったアディーヤと
めっちゃくちゃ素敵すぎなリュークヴェルト。
とっても可愛いらしいアディーヤが
エッチな時は素直になれないを通り越して
めちゃくちゃ素直で。
そんなにまで彼女の心を幸せに満たしていくリュークは本当に素晴らしい人。
周りの登場人物も、話の構成も奥行きがあってとっても面白かったです。
今までで1番好きなヒーローです
これまでいろーんな作品を読んできたけれど、今作のヒーロー、リューク様ほどツボな人はいなかったわ…!と拳握っちゃう素敵さでした。
ヒロインのアディーヤも健気でかわいくて生真面目で好ましく、分かりやすい悪役はなんともお気の毒な末路を辿り、スカッとしました。
とってもいいお話で、自分が後ろ向きになった時に助けてくれそう。
すさまじくよかったです!
面白かった
既刊ヴァジレウス帝国シリーズ(←独立話)の6冊目。
ただの溺愛物語ではなく、後半に進むにつれ疑惑、計略、陰謀、
復讐と色々目まぐるしく展開していき読み応えがあって面白かった。
しかしまぁ、嫁ぎ先で宛てがわれた侍女のヒロインに対する
不遜不敬な罵言が振り切れてて酷いこと。
賢くて良い子なんだけど、敵国皇女だからと諦念の強いヒロインが
終始謝ってばかりのウジウジちゃんで、大人し過ぎて薄い印象。
その分、賢君ハイスペヒーローがかっこ良かったんだけど。
ヴァジレウス帝国シリーズまた出たらいいなっ♪
良かったんだけど・・・
不遇な状況で生きてきた皇女が、思いがけず幸せを手に入れた・・・っていう話はとてもよくて、ヒーローもさほど傲慢じゃないというか意地悪じゃないという感じがとても好感を持てたんだけど。
ヒロインが、侯爵家で母親の肖像画を見た時の一言が残念すぎて、すっと冷めた。色んな状況を鑑みたら、もう一歩踏み込んだ答えが出るはずでしょうに。さすがにそこは作者の言葉のチョイスミスだった気がして残念でならない。物語の途中でこういうことになってたなら、後半でそれを挽回できただろうけど、もう思いっきりクライマックスでしょ。そこまではけっこう、皇女として、それなりにその貴族社会の知識とかしきたりなんかも分かった言動があったのに・・・そこでいきなり何も知らない子供ちゃんな発言だった気がして。
あまりにも大きな失点だったので☆マイナス2としました。