【感想・ネタバレ】猫奥(11)のレビュー

あらすじ

日本には三大化け猫伝説というものがあります。
江戸時代に岡崎(現在の愛知県)、鍋島(現在の佐賀県)、有馬(現在の福岡県)でそれぞれ化け猫が活躍したということで、講談や映画の題材などにも取り上げられたそう。

なかでも有馬の化け猫をめぐる逸話は、江戸を舞台としたエンタメ「有馬怪猫伝」として芝居小屋などで上演されて大人気を博しました。

物語は殿様を迎えた宴席から始まります。
子猫を追って野犬が乱入し大騒動に。そこで野犬を退け子猫(と殿様)を守った腰元、その名も「たき」!
出世を遂げた「たき」をねたんだ者たちの陰謀が、やがて化け猫を生み出すのですが――主人公が本作『猫奥』の主人公・滝山と同じ名前じゃないですか!

それにしても、守るべきかよわき生き物である猫ちゃんを妖怪扱いするとはひどい話です。
滝山も化け猫伝説の否定派として論陣を張ります。(でも猫は飼えない)

長々と化け猫の話をしましたが、こんな感じで江戸時代のウンチクを猫に絡めて紹介しながら、滝山と周囲の人たちの愉快な日々を描き継いで『猫奥』は11巻に到達しました。
どうか今後ともごひいきのほど、よろしくお願いいたします!

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Posted by ブクログ

面白かった。
先ほどのぷ〜ねこが2005年から20年で10巻目だが
こちらの猫奥は2020年から5年で11巻目
ゆっくりでも早くても(早いか?)クオリティがキープされていれば
すばらしいという話である。(どうでもいい)
でも、好きな作品はいっぱい読みたいので、はやいに越したことはない
とは思う。焦らされるのも、これはこれで、、というのはあるが
ともかく、
猫奥
こちらは1巻からリアタイで追えている、大奥の猫の話。
こちらも画がすばらしい。
そして滝山のこじれ具合も良い
なんといってもたまーに出てくるおっさん武士たちの
猫愛が、なんともお可愛らしい。
本作ではカピタンたちの猫愛もたまらない。
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2025年06月26日

Posted by ブクログ

大奥で福引会ですって。
いろいろやっていたのね。
猫ちぐらが当たってしまった滝山様。
吉野ちゃんは入ってくれるでしょうか。

雪の日の猫たちそれぞれの行動も
大奥をひっかきまわしているようです。
猫せんべい作りも楽しそう。

オランダ人の江戸参府の話もあり。
世界共通の猫好き心理。

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2025年08月22日

Posted by ブクログ

59冊目『猫奥 11』(山村東 著、2025年6月、講談社)
相変わらずのノリで送る猫まみれの大奥ライフ。
太鼓櫓の役人たちによる性的狼藉(セクハラ)など、こういう大奥にまつわる無駄知識が増えるのもこの漫画の面白いところだと思う。

〈せんべいを 作るぞ!〉

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2025年08月01日

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