あらすじ
This is 伝奇! 田中啓文が世に問う伝奇小説。「猿猴、つひに蘇り、しかる後、人類を喰らふべし」……世界が崩れる!? ――聖徳太子による「人類滅亡」を意味する預言は真実か? 冬山で遭難した奈美江(なみえ)が洞窟で見たものは? 望まぬ妊娠、殺人事件、不気味な宗教団体、秀吉の埋蔵金……その背後に見え隠れする奇怪な「猿」の影。運命の嵐に翻弄(ほんろう)される奈美江は、やがて世界の根源の謎に迫っていく。著者渾身の文庫書下ろし伝奇小説。
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Posted by ブクログ
民俗学好きな(特に古事記とか好きな)人にはワクワクする物語と思う。
話の展開は想像できるところがあったけれど最後がこうなるかぁ…と思ったり。
船は、ノアの箱舟でも示してるんでしょうかね?
まさに猿まね
どこかで聞いた話をつなげあわせたツギハギ小節。
著者の勉強不足か?
特に猿田彦の位置付けがひどい。
単に猿の一文字でこじつけてますね。