あらすじ
見たい、食べたい、かぶりつきたい! 文庫オリジナル、大人気悶絶シリーズ最新作。
「すき焼きは奥座敷を御利用ください」夏の一日、浅草の老舗店に誘われ至福を味わう。
高知の日曜市では可愛く素朴で美味しい田舎寿司に舌鼓、
家でトライしたのは「練乳入りイチゴ白玉」、懐かしの「あぶたま」、
そして熱々ごはんにわさびと醤油の……!
読んでいるだけで悶絶する、大人気エッセイ。
映画やテレビで出会った忘れがたいあの味やこの味についても、
豊かで確かな文章で再び味わわせてくれます。
解説・姫野カオルコ
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Posted by ブクログ
東京に住んでいる間に一度、浅草で、浅草の今半ですき焼き食べた~い!と騒いでおりましたが、叶わぬ夢でした。
が、この本で夢は叶いました。
やっぱり素敵だ、今半ですき焼き。
著者の平松洋子。
最初に彼女を知ったのは読書エッセイだった。読んでないけど。
しかし気がつくと、彼女は食べ物系エッセイの一人者になっていた。
「本の雑誌」で立ち食い蕎麦屋について連載しているのを時折読んで、外食中心の生活をしている人なのかと思っていたけれど、この本を読む限り、この人たぶん料理が得意だ。
ジャムも餃子の皮も自分で作る。
家の台所に電子レンジはない。
子育てしながら仕事を持ちながらのこれは、すごい。
よほど料理が得意で好きじゃなくては出来ないと思う。
でね、簡単に作れそうで美味しそうな料理が結構あって、ちょっと手元に置いておきたい本になりました。
そのうち読書エッセイの方も読むぞ。
Posted by ブクログ
今回はなんだかいつもと違った気がしました。個人的な感覚だと思うけど。
油揚げをカレーに入れるのと、お麩ってお吸い物とうちの地方ではだぶのときしかほぼ接してきてないので「お麩料理_φ(・_・」と思いました。気になります。
読みたいと思っていた「富士日記」をますます読みたくなりました。写真でしか見たことない田舎寿司のお話もあって、これまたますます食べてみたい。
…あれだ。今回ちょっとハマれてないのは、ネズミ系を食してらっしゃるからだ。さすがに何処のでも危ないと思います。。
でも次作も読みます。なんだかんだ、新しい料理や料理法どの出会いが楽しみ。