【感想・ネタバレ】ファイナル・ツイストのレビュー

あらすじ

ドンデン返しの魔術師の最新作、早くも登場!
父を殺した民間諜報会社ブラックブリッジに挑むコルターの復讐戦。知略を駆使したインテリジェント・スリラーの真骨頂。三部作完結。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

追跡者コルター・ショウの第三弾。

あまり細かいことは気にせず読む(読み飛ばす)タイプなので、
全く気が付いていなかったが、
ゲーム業界の事件とカルト集団への潜入が、
それぞれ2週間前、1週間前のできごとだった。
いくら「一つのところにとどまっていられない」コルターとしても、
動きすぎというか、働きすぎ。

今回は、長年、行方不明になっていた兄ラッセルが、
コルターの絶体絶命の状況に現われ、
タッグを組み父の残した秘密を探すことに。

その秘密は、とある法律の裁定書だったが、
正直、その法律の衝撃があまり理解できなかった。
それは、アメリカに比べて日本が厳密な「法治国家」ではない、
ということなのかもしれない。

そんな国家的事件の合間に、
行方不明の少女の捜索も進めていたし、
前作で出会った女性、
ヴィクトリアがコルターの母のところにとどまっているのもあって、
あっという間の1冊だった。
面白かった。

その裁定書の重要性を説明してくれた法律の専門家が、
「燃やしてしまえばいい」と言っていたのに対して、
(それじゃあ、問題解決にならんだろう)と突っ込んでいたら、
さすがジェフリー・ディーヴァー、
上手に、しかも面白く解決していた。

これでコルターの第一期が終了したらしい、
早く次が読みたい。

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2022年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

父アシュトン・ショウの死に繋がる100年前の文書の秘密と諜報企業の陰謀がここにきて全貌を表し、前2作で関係のできた人物や行方不明だった兄も登場し、今まで孤高のコルター・ショウが総力戦で挑む。二転三転どころか十転二十転するようなスパイアクションの展開。最後まで目が離せないで一気読み。ラストは本当にいい感じ。
何度か登場する映画「王になりたかった男」は女で失敗するので、こちらも女による仕込みでやられるのかと思っていたら、橋からは落ちなかった。

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2024年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

懸賞金ハンターのコルター・ショウシリーズ第三弾。

前二巻で伏線となっていた父の死の謎が解明されるのがメインです。
逆に、これまでメインだった懸賞金ハンターの仕事はサブになっています。
まずは、組織をバックに持つ兄とのタッグは世界最強と言っても良いかもしれません。
絶体絶命な場面でどんでん返しの後説明があるのですが、運ではなく先を見通したサバイバリストのDNAが凄すぎます。
基本的にはコルター視点で物語が進むのでお兄さんがおいしいところを全部持って行った感じがありました。
一旦、これまでの伏線もすべて解消して、事件解決もしているのですが、続編がありそうなので期待したいと思います。

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2023年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ完結編。
絶体絶命をするりと躱し、ことによったら主人公が仕掛けた罠だったりする。それに騙されるのは仇役ばかりではなく読者も翻弄される。
最後は大団円を迎えハッピーなエンド。
悪い奴だけが痛い目に遭う。
こういうのは安心して読める。

作品紹介・あらすじ
その秘密文書のために父は死んだ。
世界を揺るがすほどの何が
100年前の文書に書かれているのか?

非業の死を遂げた父――流浪の名探偵コルター・ショウは父の遺志を継ぎ、民間諜報会社「ブラックブリッジ」の闇を追っていた。父の命を奪ったのは彼らが狙う文書「エンドゲーム・サンクション」。謎めいたコードネームのつけられた百年前の文書である。しかし、いかに重要なものであろうとも、書類ひとつに多数の人間を殺害するほどの何が書かれているというのか? 

秘密に迫るコルターを待つ幾重もの罠。強大な敵に単身たちむかうコルターに手をさしのべた意外な人物。ついにコルターが手にした「エンドゲーム・サンクション」の驚愕の内容とは?『007 白紙委任状』でみせた陰謀スリラーの手腕を発揮して、名手ディーヴァーが緊迫とアクションの果てに用意した「最後の大逆転」!

コルター・ショウ・シリーズ、白熱の第一期完結編。

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2022年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

円環結んで皆があるべき場所に落ち着く正に『大団円』だった。
基本サスペンスなんだけど、ちょっと感動した!

ライムシリーズが愛読書である人達からすると、
やや大味で先の展開がある程度読めてしまう物足りなさはあるかも知れないけれど、それでも充分楽しめたのではないだろうか?

ただ、
ラストも含めて作品中の良いトコ全部お兄ちゃんが持ってっちゃった感は否めない。
まぁ父親殺しの冤罪をいっときとは言えお兄ちゃんでは?と疑った主人公へのペナルティだな(笑)。

しかし、
よもや古文書の様な前時代の書類を用いたそんな天下の取り方があろうとは、悪い奴には違いないけど戦争起こしてまで覇権にこだわる輩より余程スマートだわ。しかも合法だし。
まぁクズっちゃクズなんだけど。

さぁ、ライムシリーズも刊行されて読書の秋本番!

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2022年10月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

兄弟の再会。共同で事件を追いながら何も言わなくても息があってるところが父の教えの賜物なのでしょうか。父親の死の真相が判明し、誤解やわだかまりがとけてよかった。
それにしても次から次へと忙しなく物事が展開したりひっくり返ったりの連続で、面白かったけどドキドキしっぱなしで少し疲労が…。でも続編は読みたい

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2022年08月25日

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ネタバレ

SL 2022.7.31-2022.8.3
コルター•ショウ•シリーズ、3部作のラスト。
今回の主要な事件は父親の残した謎。
ショウの家族もたっぷり出てきてすごく楽しい。
ラッセルカッコいい。このシリーズが続くことはもちろん嬉しいけど、ラッセルもまた出演してくれるといいなぁ。

そして秋にはライム

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2022年08月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コルターショウの3部作の終了編。 2冊目の最後で、父が隠した秘密の理由が判明したが、そのさがしていた重大なことはまだわからない。 探索を始め、あわややられそうになった時にいい登場だが、兄のラッセルが登場。2人で謎の解明を開始。その過程で、出てきた謎を次々と解明。1906年にカリフォルニア州で決まった法人が議員などに立つことができるものであり、それを悪用しようとしたCEOが雇ったブラックブリッジが妨害するのことと最終対決。
最後の最後で色々ショウが工作し、その法案を破棄したというところで、終わっている。 これで終わりかと思ったけど、どうも次があるらしい。久々にディーバーの作品の中でも次から次へと展開が変わる物語で読み物としては非常に面白かった。 ただ2段のページは年寄りには字が小さすぎて目が非常に疲れました。 ルビが読めない・・・・

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2022年07月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コルター・ショウ3部作最終作。
行方不明だった兄も登場しコンビで戦っていくのは面白かったが、ちょっと強引だったり、あっけない部分も。
オープニングに出てきた行方不明者のくだりは結局いらなかったのでは。
3部作で終わりかと思ったら次作があるとのこと。
次作に期待。

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2022年10月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コルター・ショウシリーズの三作目。
1冊目2冊目と、やっと最後のページにたどりついた~という感じがあったので、この本もさぞかし…案の定時間がかかってしまったけれど、どんでん返しのディーヴァーならではの展開で楽しいことは楽しい。
どんでん返しに慣れすぎると、なんだかこの程度では~~と思えるほど。

年前の文章を巡る悪い奴らが手を替え品を替え次々と…はもう想定内。
登場人物もそれぞれ味があってなるほど!
ディーヴァーを読み続けていて良かった。

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2022年07月23日

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