あらすじ
///ダイエットはなぜ失敗するのか? その理由は腸内環境とホルモンにあった!///
40代を越えたあたりから、私たちはどこか体の不調を訴えたり、「食べていない」にもかかわらず、体重が増える。しかし、その原因がいったいどこにあるのか分からないまま過ごし、いつの間にかメタボな体になっていく。
そういった方々が、巷にあふれるダイエット法を実行し、「健康」を手に入れようとするのだが、その後のリバウンドで、結局もとの状態に戻ってしまう……。
健康とはなかなか手に入らないものだ。
本書は、シンプルに「食事法」に着目し、それを改善することで、健康を手にし、ダイエットもできるということをエビデンスベースで解説する本だ。単に痩せるだけでなく、「食べながら」健康を手に入れる――その鍵となるキーワードが「ホルモン」だ。
石黒 成治(いしぐろ・せいじ)
消化器外科医、ヘルスコーチ
1973年、名古屋市生まれ。1997年、名古屋大学医学部卒。国立がんセンター中央病院で大腸癌外科治療のトレーニングを受ける。その後名古屋大学医学部附属病院、愛知県がんセンター中央病院、愛知医科大学病院に勤務する。2018年から予防医療をおこなうヘルスコーチとしての活動を開始。腸内環境の改善法、薬に頼らない健康法の普及を目的に、メールマガジン、YouTube,Instagtam、Facebookなどで知識、情報を分かりやすく発信している。Dr.Ishiguro YouTubeチャンネル登録者数は7万人(2020年9月時点)。
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Posted by ブクログ
今回は食事に関する著書を読みました!
仕事をする上でいかに健康を保つか、風邪の引き始めの対処法など、とても勉強になりました!特に免疫力に直接関係するのがビタミンで、その中でもビタミンCは体の中で生じるさまざまな酸化ストレスに対抗するために必要なようです!ビタミンCはキウイフルーツやレモン、ブロッコリー、私の大好きなサツマイモにも含まれているとのことです。
「健康格差」という言葉があり、それは生まれ育った環境や所得、仕事などで病気のリスクや寿命の長さが決まってしまうというものです。また、筆者の考える格差の大きな原因は今食べているものが体に良くないことを「本当に知らない」ことだと書かれています。情報社会であり、何が正しいか判断に困りますが、だからこそ短絡的に判断せず勉強し続けることを大事にしていこうと思います。
Posted by ブクログ
初めて知ることが多かった
ナッツ等の質のいい脂質を摂ることが健康にいい等知らない事がたくさんのっていました。
本書の最後に食事法が書かれていたのでタイミングが合う時にやってみようと思いました。
糖質制限はずっと続けると余計体重が増えるなど貴重な情報がたくさんのっていてタメになりました。
Posted by ブクログ
免疫力がつく食材=ニンニク、ショウガ、キノコ、リンゴ酢、緑茶。
カロリー制限では基礎代謝が下がる。
運動では痩せない。
体重にはセットポイントがある。これが上昇するのは、なんらかのエネルギーシステムの障害があるから。
脂肪がたまるのは内分泌異常があるから。
がんは生活習慣病で90%は予防できる。=免疫力をつけること。
腸内細菌が炭水化物を分解する酵素を作る。
腸脳相関=腸には免疫システムの70%が配置。
リーキーガットは正式な医学用語ではない。腸管等価性の亢進、のこと。自己免疫疾患の原因。
抗生物質で腸内細菌は死ぬ。なかなか戻らない。抗生物質を服用したあとは、乳酸菌、ビフィズス菌などのサプリや食べ物を摂る。
善玉菌のサプリは1カプセル当たり10~1000億個の善玉菌があるが、糞便には1MLで1兆個以上の菌が存在する。
肥満はホルモン異常。
グレリンの上昇で食欲が増す。しかし絶食後でもグレリンは上昇しない。お腹が空いた、という感覚はフェイク。その場をやり過ごせれば食べなくても平気。
インスリン抵抗性、レプチン抵抗性を改善する方法は断食。ボーンプロスファスティングを3日間行う。
その後、間欠的ファスティング=食べる時間を6時間、4時間、2時間と短くする。最低でも12時間以内、1日おきに8時間、など。
腸内環境のためにかオイルプルと舌磨きを。
MMC=空腹期強収縮群=お腹がぐーとなる運動。帳の中をきれいにする。空腹時しか現れない。腸を掃除する運動。
風の引き初めには亜鉛、発症してから24時間以内。
運動は、HIITで短時間に。長時間の運動は免疫力からは推奨できない。
睡眠時には深呼吸をしてから寝る。
食事は8時間以内、目標体重に近づいたら12時間以内に、加工商品お菓子は食べない。