あらすじ
ビジネスパーソン1万8000人を
定点カメラ・ICレコーダー・GPSで調査、AI分析した
働き方の結論。
効率よく成果を出す人には、シンプルな「共通点」があった!
「働き方改革」がはじまり、
・残業できない
・仕事が終わらない
・休みたいけど、休める状況ではない
……など、ネガティブな思いを抱いている人も多いのではないでしょうか。
本書は、そんなビジネスパーソンに、
「効率よく成果を出す方法」を紹介する1冊です。
著者の越川氏は、IT企業、日本マイクロソフトの業務執行役員などを経て、
現在、働き方改革の支援をする会社の代表を務めています。
その仕事の中で、クライアントの困りごとである
・残業できない
・人を増やせない
・でも仕事量は変わらない
という3大課題を解決するために、確立したのが本書で紹介する「トップ5%社員の習慣」です。
トップ5%社員は、特別な能力や才能に長けているというよりは、
「仕事が早く終わるツボ」を心得ている人です。
そのため、本書で紹介する仕事術は、誰でもできるもの。
・常に時間に追われているのに仕事が終わらず、努力だけでは限界を感じている人
・働き方改革やテレワーク導入を機に働き方を見直したいと思っている人
必読の1冊です。
トップ5%社員の五原則
1 「目的」のことだけを考える
2 「弱み」を見せる
3 「挑戦」を「実践」だと捉える
4 「意識変革」はしない
5 常に「ギャップ」から考える
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
トップ5%社員の行動分析と、それによってもたらされるポジティブな効果が分かりやすく記載されており大変参考になりました。
個人的に相性が良かったようで、内容がするすると頭に入ってきた印象。
特に印象に残ったのは、トップ5%社員はタスクをこなしたという充実感ではなく、目標を達成したという達成感を求めているというフレーズ。
自分の行動を内省するための軸として非常に有効だと感じました。
もう一度読み返して、改めてインプット・アウトプットしてゆきたい!
Posted by ブクログ
読んだ目的:転職の人間関係を良好に築き、転職後のストレスを軽減したい
●5%社員の87%が弱みを見せる
「自分がわからないことがある、まだ学べていないことがある」
という前提に立っており、他者から自分が持っていない知識を獲得しようとする
●相手に腹を割らせるためには、自分も腹を割るー好意の返報性
先に相手が自己開示したとき、自分も同じ程度の情報を開示しようとする
雑談ありの会議のチームの方が、発言者数、発言数が2倍以上になる
●くだらない話をすることで心理的安全性を確保することができる
弱い部分を見せるという手段を通じて相手の懐に入る
相手の性格や能力といった要素を引き出すためにも必要
・金曜日の時点で課題をリストアップし、月曜日から改善に取り組む
・問題が起こったときは、まず発生原因を掘り下げる
Posted by ブクログ
・やるべき仕事をリスト化する。方法は紙、デジタルどちらでも問題ないが、理想は前日の終業時に仕事を整理し、翌日の優先順位を決める。
・会議での発言はイエスに始まり、イエスで締めくくる。最初のイエスで相手の聞く耳を作り、最後のイエスで印象を良くさせることができる。内容がシビアな会議でも相手からの心象が良くなり、後の仕事がやりやすくなる。
・研修で学んだことをすぐに行動に取り入れる。そうすることでモチベーションが向上し、学ぶ意欲が高まる。インプットしたら、何らかの形で即アウトプットするのが大切。
・完璧を目指さないと仕事は楽になる。メールの誤字など小さなミスはほとんど仕事に影響しない。小さなミスを許容することで行動力を落とさずに過ごすことができる。
・学びやアイディアがあったら、メモに残す。紙のメモの場合、余白を大胆に使い、後日追記できるようにしておく。さらにそのメモを撮影し、画像として保管することで後の検索や保管が容易になる。
Posted by ブクログ
・常に結果を出すことを意識しろ(過程より結果)
・作業する時はいつまでに終わらせるか、こまめに振り返り
・意識は行動しながら変わるもの
Posted by ブクログ
よくやる同じ仕事、作業のショートカットを活用して簡素化し、はやく終わらせよう。10秒でもショートカット出来れば積み重なって大きな時間の節約になる。しごとのコンパスなどPanasonicのサービスを使えばどのアプリにどのくらい時間を使ったのか見える化できる。
作業したら終わりではなく、その先の成功と失敗の原因を突き止め、内省をする。週末10分でも1週間振り返り、出した成果と無駄な作業を明確にする。
相手にどう評価されるかではなく、自分の目指すべき姿にどれくらい近づけたが自己実現の鍵となる。承認欲求のための仕事では、他人に振り回されてしまう。
参考になる点が多く読みやすかった。