あらすじ
★吉野家・河村泰貴社長推薦!(株式会社吉野家ホールディングス)
「ダサカッコイイは褒め言葉です」
★かつや・臼井健一郎社長推薦!(アークランドサービスホールディングス株式会社)
「飲食店以外の方にも使える一冊です」
コロナ禍で黒字を出す店の理由は? なんとなく入りたくなる店の秘密は? 行列ができる店の「ダサカッコイイ」法則とは? 牛丼屋の看板はなぜオレンジ色なのか?――その答えが本書にあります!
チェーン店デザイン数日本一の著者が、店舗設計の膨大な実証データに基づき、集客率・回転率・競争力・収益性を上げて繁盛店に導くデザインの秘密がこの一冊に。
「ダサカッコイイ」デザインとは、単に見た目のカッコよさだけでなく、マーケティングや機能性、コストパフォーマンスまで考慮した多角的なデザインのこと。
アフターコロナの時代は、クールでカッコイイだけの店が生き残ることは困難。
●お持ち帰りを1秒でアピる3つのアイテム●「居心地がいい」店を作るなら「居心地が悪い」店に行こう●お客さまの「会話」によって空間デザインは変わる●なぜ「すき家」の入り口に時計台があるのか?●オンがオフに切り替わる「脱力の瞬間」をつかむ●非常識を常識に変えた中国「ローソン」の快進撃●「かつや」はカッコイイを追求しなかったから成功した●「チラ見せ」萌え効果の活用術●美味しい店に欠かせない色彩の法則……etc.
飲食店やサービス業以外にも、幅広い業態のビジネスパーソンにとってヒントになるノウハウが満載!
「これまで私に店舗デザインをご依頼いただいた多くの飲食店チェーン関係者ならびに個人事業主の皆さま、本当にお世話になりました。感謝の念に堪えません。
コロナ禍で店舗経営が混迷を極めるいま、今度は私自身が皆さまのお役に立てればと、膨大な経験で培ったノウハウとアイデアを一冊にまとめました。
飲食店以外にもさまざまな業態でビジネスをされている皆さまに、少しでも参考になれば幸いです」(大西良典)
※電子版特典として掲載写真がカラー化されております。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
数々の外食チェーン店をデザインしている大西良典さんが、思わず入りたくなる・行列の出来る飲食店のカラクリを解説した一冊。照明が暗いほど客単価が上がるだったり、「ダサカッコイイ」店が繁盛するだったりは飲食店以外の業界にも転用できる内容。吉野家の看板がオレンジ色なのはオレンジ色が食欲を刺激する色だから、お店の床が濃い色で天井に行くほど薄い色になると圧迫感がなくなるなど、色彩心理学回りの話が興味深かった。
Posted by ブクログ
なか卯やすき家、モスバーガーなど数々のチェーン店や店舗設計に携わってきた設計士の著者がコロナ禍で苦戦する外食業界で生き残るための秘密を店舗設計の観点から書いた一冊。
ダサかっこいいという視点から飲食店の空間や店舗のデザインを著者の経験から学ぶことができ勉強になりました。
コロナ禍で度々の休業要請など苦戦が強いられるなかで清潔感など衛生面が求められていることやポスターやチラシの訴求点、そこでの手書きと写真の印象の違いなど何を訴えたり、アピールするかで印象を変え繁盛店にへと導くことができると感じました。
また、ブームに乗ったとしてもリピーターを作るために何度も通いたくなる店作りに徹することや合理的なシステムを導入するときは店舗側と顧客の双方にとって有益なものにすることなど持続的に愛される店にするために変化しながらも押さえるべきところも学ぶことができました。
店名で訴えるべきポイントなどやBGMやトイレなどの空間や照明や色彩などの見た目の雰囲気にも気を使うことも大事だと感じました。
また、動きやすい空間やリラックスできる環境などスタッフに対する気配りも大事であるとも感じました。
提供する料理はもちろんのことその空間や看板などのブランドイメージも繁盛させるためには大きく影響することを本書を読んで感じました。
本書で書いていた著者の経験や提言を参考にして飲食店を見ることで訴求しているポイントなど新たな発見を得られ自分の仕事や生活面でも活かせそうだと感じた一冊でした。
Posted by ブクログ
表紙にもある、ダサかっこいいの発想は面白く消費者目線として常に持っておきたい。
入りやすい店、落ち着く店はリピートしたくなります。
詳細な体験談が分かりやすくもあるのだが、作者の自慢話のようにも感じて読み飛ばすページもちょいちょい…
特に後半はチェーン展開を視野に入れてない小さな個人店には参考にならないかな。