あらすじ
【電子限定!描き下ろし特典カラーイラスト&雑誌掲載時のカラー扉収録】
4姉妹と母。女たちの宝物は、もう、1人でどこへでも行ける。
「俺は この人生 すごく気に入ってる」
大学院生の岳は、恋人に執着しないタイプ。
失恋した友達を励まそうとして
「相手をもう死んだ人だと思えば?」と話すが、全く理解されなかった。
けれど山田は、
岳の言葉の根源にあるものに気づきーー。
またある時、家族全員が集合している実家に
仁衣が山田を連れて来た!
八条寺家はもちろん大歓迎ムードで…?
愛されている心強さを胸に、自分の人生に夢中にならんとする第5巻!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
「いつまで待っても来ぬひとと死んだひととは同じこと」と「夜桜お七」にもあるように岳の「死んだ人と思ったら?」発言には私は怖さは感じないというか共感する。ただ山田くんの返事の底抜けの優しさには涙が出る。
いよいよ表題の「ブランチライン」が始動する。ウィキると鉄道の支線などの意味もあるようで、枝分かれして広がっていく世界のよう。もしかして社長はライバルなのかしらん?
最初は結構ツンケンしていた二人の会話は大分穏やかになって、余裕が出てきて、山田に刺さった在りし日の仁衣の憎しみは、ちゃんと治癒できたみたい。
ヨナちゃんだけに見えてるお祖父ちゃんの愛情があったかい。