【感想・ネタバレ】ブランチライン（４）【電子限定特典付】のレビュー

池辺葵

【電子限定！雑誌掲載時のカラー扉収録！】
4姉妹と母。人生は宝物を増やす旅。

アパレル通販会社で働く4姉妹の末っ子・仁衣。懸命に口説いたブランド「onde」の出店が始まったが、売上が低調で、出店を1年限りにしたいと聞かされる。後輩・山田と対策案を考えた末、仁衣お気に入りの動画配信者に2人で会いに行き…？
役所勤務の次女・太重の部署に、不倫で離婚されたと噂される桂木が異動してきた。ある日、1人で職場を訪れた彼の愛娘を太重が保護することになりーー。
正しく誠実でありたいけれど、時には肩の力を抜いて。
人間関係が心地よく広がっていく第4巻！

[ブクログ · ★★★★★]

「ずっと幸せでいてほしい子」確かにこれは紛れもなく愛の言葉だなぁ。優しすぎるから自分を後回しにしたり無いものとしてカウントしがち。そんな事しなくていいよ、欲しいと思って手に入れて良いんだよって言ってくれる人は愛情深い人だ。
「美しきものは永遠の喜びである」ってとってもいい言葉。この「もの」って言うのは物体だけでは無くて「ことば」だったり「行動」でも当てはまると思う。仁衣ちゃんの梱包だってそうだったろうし、私も本の扱いがとてもとても丁寧だった配送の方の事、思い出しては心を打たれる。

太重姉には親近感がある。見た目的に。