【感想・ネタバレ】手のひらの赤ちゃん - 超低出生体重児・奈乃羽ちゃんのNICU成長記録 -のレビュー

あらすじ

「こんなに早く産んでしまってごめんね」
生存率30%。
小さな生命がつないだ大きな家族愛に、涙が止まらない

325gで生まれた赤ちゃんに出会った芸人・高山トモヒロ(ケツカッチン)が、寄り添い、記録し続けたある3家族の物語。

ここはたくさんの涙を流したけれど、笑顔にもなれる家族団らんの場。
「いつかきっとおうちに帰ろうね」
今、NICUで闘っている赤ちゃんの明るい未来を祈って。
すくすくと成長していけると信じて。


【著者プロフィール】
高山トモヒロ (たかやま ともひろ)
1968年7月10日、大阪市生まれ。NSC第7期生。
NSCでは、故・河本栄得と漫才コンビ「河本・高山」を結成。
卒業後に「ベイブルース」と改名する。
上方漫才大賞・新人奨励賞をはじめとする賞を総ナメにし、次世代の漫才界を担うコンビともくされていたが、1994年10月、河本栄得永眠にともない活動休止。
2001年11月、和泉修と漫才コンビ「ケツカッチン」結成。
2009年、河本栄得の死から15年を経て、初めて綴った小説『ベイブルース 25歳と364日』(ヨシモトブックス、のちに幻冬舎よしもと文庫)が反響を呼び、2011年には舞台化。
そして2014年には映画化された。
他の著書に、ある日突然家を出た母親との思い出を綴った『通天閣さん 僕とママの、47年』(ヨシモトブックス)がある。


発行:ヨシモトブックス
発売:ワニブックス

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Posted by ブクログ

ネタバレ

奈乃羽ちゃん、果穂ちゃん、遥くん。
3人とも本当に強い。すごい。偉い。
そして、それぞれのご両親の強さに頭が下がる思いで読み続けました。

涙なしでは読めない。
辛く苦しい場面では胸が切なくなり苦しかったし、
最後の旅立ちはとても悲しかったけど
奈乃羽ちゃん、果穂ちゃん、遥くんは、
ご両親や周りの方々にとても愛されてなんだか満足したように眠りについたようで、
安心したというか、温かい気持ちにもなりました。

この本に出逢えて良かったです。

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2021年04月03日

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