あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
料理で知る、料理がつなぐ 文化や宗教の多様性。 世界各国・300地域を網羅した家庭料理、伝統料理を、各々の料理の歴史や食文化などの背景とともに楽しめる1冊です。 ネット時代はグローバル化を推し進め、世界各国の食文化にも関心が集まっています。 「その国を知るには料理から」ということで、世界各国・300地域の伝統料理、郷土料理を再現、紹介し、日本の家庭でも作りやすいレシピでご紹介します。 併せて、その国の食文化の概観、また宗教の食規定などもわかりやすく説明し、多様な文化を理解し合うための一冊を目指します。 著者は、世界の料理、日本で楽しめる各国レストラン情報をいち早く提供する総合情報ウェブサイト、e-food.jp の青木ゆり子。 設立20周年を迎える2020年、満を持して、今までフィールドワーク、研究を続けてきた世界各国の料理レシピ、食文化を紹介する、集大成的1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
食の楽しみを大いに発展して楽しめる本でした。例えば来日される外国人の方々の宗教や文化に対応した食事作り、特に長期滞在される方々との交流時に深く背景を理解する目的など、非常に役立つ細かい知識の詰まった本です。コロナ禍で弱ってしまった外国の方々をおもてなしする心を育て直すためにもこの本に出会って良かったです。
Posted by ブクログ
全部レシピ付きで手に入れやすい食材で代用してねと案内されてるのでやる気があれば作れそう
食材でこの地域はこういう食物が採れるのか、とか植民地時代の名残りもわかるので勉強になる
Posted by ブクログ
【感想】
海外旅行ができない今、世界の料理を作ることで海外旅行気分を楽しめる。知らない料理ばかりで材料を揃えるのが難しいが、作ってみたい料理が多くて良かった。
Posted by ブクログ
世界の料理発信サイト代表による、歴史や文化、宗教の食規定、
国際儀礼も学べる、世界国206カ国・地域の料理の300のレシピ集。
CHAPTER1 アジア CHAPTER2 中東 CHAPTER3 ヨーロッパ
CHAPTER4 アフリカ CHAPTER5 北・中央アメリカ、カリブ
CHAPTER6 南アメリカ CHAPTER7 オセアニア
コラム、宗教の食規定、索引、参考文献有り。
国や料理の解説・完成料理の写真・材料・作り方での構成。
材料は日本国内で入手しやすいもの、或いは代用。
“世界の食”を知るのに最適な一冊です。
基本一カ国、一地域(〇〇領など)に一レシピ。
特色がある地方は数種・・・例えば日本では、
京都・アイヌ・沖縄・長崎の卓袱料理の一品が紹介されています。
朝食用のおかゆから、パン、軽食、そして主菜まで、
その国や地域の特色あるレシピがいっぱい!(甘いモノは2品のみ)
占有した国や移民の影響があるレシピもあります。
ドイツ、ハンブルクのフリカデレはハンバーグの原型?
ボルシチはウクライナが起源?
アフリカで米料理が食べられている国が多いのは、驚き。
様々な宗教の食規定が詳細なのも良いです。
レタス禁止の宗教もあるのね。
Posted by ブクログ
分厚いのに!!ページが!!!開きやすい!!!すごい!!!
写真集みたい。綺麗。レシピがしっかり載ってて、「作れるものあるかな~」って材料を確認してみたら知らない調味料がたくさんで、そもそも本場の味も知らないし、食べないと分かんないよな~と思った
私は偏食で同じものばかり食べたがるので、もっと意識的に色んな料理屋さんに行って、今まで食べたことないものを食べた方がいいのではと感じた
外国に行かないにしても今の日本には色んな国の人が住んでいて、いろんな国の料理屋さんがあるわけだから
Posted by ブクログ
世界はほしいモノにあふれてるという番組で紹介されるいろんな国のお料理を見るのが好きで、実際に作ってみたいなぁと思っていたところこの本を見つたけた。
世界各国、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、オーストラリア…300地域の料理のレシピをだけではく歴史、文化、宗教の規定、国際儀礼等についての説明も丁寧に記載されており、まさに食を通して世界を知れる素晴らしい本だった。
そしてなんと言っても良かったことはレシピが簡単!日本人向けにアレンジしてあったり、材料も近所のスーパーで手に入りそうな物ばかり。ハードルが高すぎないのが本当に良い。一品作ってみたが少ない材料で大変美味しく出来上がって感動した。
国によって使われるスパイスも違う。普段味わう事のない味付けで料理を作るのは未知なる体験で気分転換になったし、その土地の食べられている物を知る事でその国の文化だったり、気候だったり今まで知らなかったことを学べて自分の視野が広がった気がした。
これからいろいろ作ってレパートリーを増やして行きたいと思う。写真つきなので出来上がりのイメージがつきやすい。作らなくても読み物としても充分読み応えがある本で是非オススメしたい。
Posted by ブクログ
世界各国・各地域の大量のレシピを集めているのがまず素直に凄い。
国数が多い分、マイナーな国のレシピはほぼ1個ずつなので、そういったコアな部分は各々が詳しく調べる必要がある。
本書が特に特徴的なのは、世界史の概略と、宗教別の食のルールやマナーも併せて紹介している点で、通常のレシピ本や辞典とは異なる、分野をまたいで繋ぐ視点があるところだろう。
ちょっと気になる点としては、日本のレシピがあまり一般的でないものであるのに対して、外国のレシピはド定番のど真ん中を選んでいる点だろうか。
「郷土料理」という視点で確かにブレてはいないのだが、各国が数々持つ郷土料理の中でも、最も知名度の高い料理がチョイスされているので、レシピ選択の意外性は日本だけで他はイマイチ面白みに欠けた。
300レシピがあるので、毎日1つずつ作って行ったら1年以内で世界一周を味わえるな…と考えたら盛り上がった。
牛肉やラム肉が多いのでそうしょっちゅう買えないし実行はできないけど…。
Posted by ブクログ
クスクスを作ってみたい!知らない国知らない料理がたくさんだけど、レシピはわかりやすく試しやすく書いてある。最後の宗教別の行事や決まりなどがわかりやすくまとめられていて参考になった。