【感想・ネタバレ】東京裏返し 社会学的街歩きガイドのレビュー

ユーザーレビュー

ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年08月27日

<目次>
はじめに 「モモ」と歩く東京~時間論としての街歩き
第1日  都電荒川線に乗って東京を旅する
第2日  秋葉原-上野ー浅草間に路面電車を復活させる
第3日  動物園を開放し、公園を夜のミュージアムパークに
第4日  都市にメリハリをつけながら、古い街並みを守る
第5日  都心北部で大学街と...続きを読むしての東京を再生させる
第6日  武蔵野台地東端で世界の多様な宗教が連帯する
第7日  未来都市東京を江戸にする

<内容>
最初はちょっと小難しいが、東京の再生プランを歴史軸を作りながら観ていこう、という本。今の東京は無機質に発展している。それも西の新宿・渋谷・六本木など。さらにウォーターフロント。しかしそこには思想がない。とっちらかしただけだ。著者は、東京は北部武蔵野台地東端に面白さがあり、その面白さは江戸時代に(場合にはよってはもっと昔に)作られ、近代化が進んでも痕跡が残されている。21世紀にはいり、発展が止まった日本の再生として、その面白さをうまく引き出すような都市づくりをしよう、という。7日間の旅をぜひ読んでほしい。いろいろと面白い視点が掲げられる。それはその辺にあるガイドブックとは一線を画したものだ。

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Posted by ブクログ 2021年02月13日

路面電車を復活させるとか、高速道路を取り払うとか、もっと川筋や水上交通などをとか、面白い提言もたくさんあり、大学や渋沢栄一のことなども面白かったけれど、吉原の遊女たちの悲惨さ壮絶さや平将門のあたりはずっしりと重たくなった。どんな都市も多くの死の上に成り立っているのだから、避けても通れないわけだけれど...続きを読む。ピカピカのビルやタワマンの下に、死や怨が重なっていくつもの歴史の層を成している。

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