あらすじ
世の中にあふれる健康的な食事法、いったいどれが正しい?
これが結論! ビジネスでパフォーマンスを240%上げる食べ物・飲み物・その摂り方。
著者の方法を実践して2ヵ月で健康診断C→A判定!
鶴見隆史氏、大室正志氏、佐々木俊尚氏、松浦弥太郎氏、四角大輔氏、鳥井弘文氏推薦!
著者は起業家として4社の経営に携わり、直近5年の売上を240%アップさせる実績を上げる一方、ウェルネスな食事法を実践してきた。その飽くなき追求から、ウェルネスフード&ライフ研究家として執筆活動をおこなう。健康管理士一般指導員・文部科学省後援「健康管理能力検定」1級。
やれ「炭水化物は悪い」VS.「炭水化物は複合でしっかり摂れ」、
やれ「フルーツは果糖があるから悪い」VS.「フルーツは完全食」、
やれ「肉中心で健康になる」VS.「肉は動物性タンパク質を摂るのは良くない」、
やれ「朝食はしっかり摂れ」VS.「朝は抜くかフルーツのみが良い」、
著者はこういった真逆の内容がぶつかり合った200冊を整理し分析し、自分自身の体験から真理を見出し結論付けた。読んでいるうちに引き込まれ、「このようにやると健康に生きられるんだ」ということがわかる本になっているところがすごい。私のような一直線のような人間には決して思いつかない書き方なので、ある種の新鮮な感動を得た。「万人に受け入れられるが、主張もしっかりとあり、知らないうちに説得される本」と言える。ぜひ一読をお薦めしたい。
――医療法人社団森愛会 鶴見クリニック 理事長 鶴見隆史
この本に書かれていた食生活を実践したことで、約3ヵ月間で体重を9キロ減量することができ、日々の思考もクリアになり、集中力が持続するようになったことで読書量が一気に増えました。これまで毎日飲酒していたのですが、食生活を改善する効果を肌で感じられたため、お酒を断つこともできました。僕はこの本によって日々の生活が大きく変わりました。より多くの方がこの本に出会い、人生が好転していくことを願ってやみません。
――株式会社Wasei代表取締役 Wasei Salon主宰 鳥井弘文
【もくじ】
第1章 これだけは知っておきたい! 主食の食べ方
第2章 これだけは知っておきたい! 肉の食べ方
第3章 これだけは知っておきたい! 魚の食べ方
第4章 これだけは知っておきたい! 野菜の食べ方
第5章 「体に悪い」食材、徹底調査!第9章 食事改善プロジェクトで知った「ウェルネスな食事」
第6章 「体に良い」食材、徹底調査!
第7章 おおむね良いが、ネガティブ意見もそこそこある食材、徹底調査!
第8章 毎日のパフォーマンスを上げる「体に良い食べ方」ほか
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Posted by ブクログ
食生活を改善したいけど何を改善したらいいか分からないと思っている人にこちらの本をオススメしたい。
この本の良い点は、著者は健康本を200冊読んでいて''食''に関する知識を俯瞰的に見ているので、「これを食べなさい」とか「これは食べてはいけません」のように読者に押し付けない事。
食品とその摂り方については、肯定派・否定派両方の主張が書かれているので、自分の体質や環境に合った食事法を各人取捨選択出来る。そして、章ごとに''著者の食べ方''が載っていてそれがとても参考になる。
体にいいという意見が多い果物やヨーグルト、ほぼ間違いなく体に良いとされている納豆や海藻類などでさえ否定的な意見がある。だから、あまり神経質に捉えすぎるとかえってストレスが溜まるだろうし、本書に書いてあった「やる」ことより、「やめる」ことにフォーカスしたほうが、ラクで効率が良いというのはその通りだと痛感した。
Posted by ブクログ
賛否両論が多い食事法について、両面の視点を分かりやすく説明してくれて納得がいく。両面の意見を知った上で試しつつ自分に合った最適解を探していく必要がある。
Posted by ブクログ
同じジャンルの本を200冊も読んだ上に、それを良くも悪くも、色々と試して自分で実験する事は凄いです。
賛否ある事柄なのでどれがどう良くて、何を基準に気をつけていったらいいのかわからなくなってくるので、良い意見も悪い意見も両方を記載してくれているので「自分はこれを試してみよう」と気軽にひとつ始めやすいと思います。
少しずつ試しながら、合う合わないを体感して、たまにこちらを見返して自分に合ったウェルネスなポートフォリオを完成させていけたらいいなと思いました。
Posted by ブクログ
巻末の200冊紹介の10冊くらいは読んでいたけど、200冊というのは説得力がある。
目新しくはないのだけれど、やっぱりまとめるとこうなるのね?と、これまでの認識に自信が持てて、食の改善に取り組みやすい。
基本は和食を少食で。
Posted by ブクログ
参考文献がついてるのがありがたい。
ひじきのヒ素の話がなかったりとか??がちょっとあるけど、FDAも、時々??あるし。おおむね、同意。ベジタリアンやるかについても。
Posted by ブクログ
著者の国府田さんが自ら実践し、200冊の健康本から得た知見をまとめた一冊。肉・魚・野菜の最適な食べ方~「身体に悪い・良い食事」まで200冊分の知識があることもあり、効能やマイナス点を交えてかなり詳細に語られる。不足しがちなタンパク質を(多めに)摂取し、炭水化物控えめの(魚中心の)和食を主に食べることが最適解のような気がする。あと、最強のパワーフードは味噌汁か納豆ですね。
Posted by ブクログ
納豆の期待できる健康効果としては、ガン、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、認知症の予防、骨の強化、腸内環境を整える、アレルギー性鼻炎の改善、長寿効果など、多岐に渡ります。
サプリメントには健康効果を期待し過ぎない。摂る場合も補助的なものと捉えて、質の良いものだけに。
Posted by ブクログ
全く医療の専門家では無い著者が200冊の健康本を読んで考えた結論。きちんとそのエビデンスとして200冊のタイトルも並べられる。統計的なアプローチという訳でもなく、印象論的な感想という感じは否めないが、しかし、その発想や試みが面白い。残念なのは、結局、結論がよく分からない事。人によっても効果が異なるという事もあるだろうが「牛乳が身体に良いか悪いか」「コーヒーが身体に良いか悪いか」など、研究論文が多いようで、恐らく業界の利権もある為か、ハッキリしない。決着がつかないテーマは、決着がつかない、そのままを伝えてくれる。
ただ共通して言えるのは、身体に悪いもの。添加物、人口甘味料、加工肉、熱湯、カフェイン過剰摂取。コンビニ飯やジャンクフードは避けよう、というのは経験的にもよく分かる。それと血糖値の急な上昇や急な下降について。血糖値スパイクによる振り幅が大きいと認知症やガン、心筋梗塞、自律神経の乱れなど不調をもたらすと。また、人口甘味料は、血糖値調整能力を弱め、ガンや各種疾患と関連性が高いという。
一般論や社会通念が理解できる本。できるなら、200冊の主張と著者ごとのバックボーン、研究対象との利害関係を調べて欲しかった。結局、参照元の一次資料が200冊中100冊以上『マクガバン・レポート』だったという可能性もあり、このレポートによる日本食が良いという主張に引き摺られているかも知れないのだから。