あらすじ
人類の大半が死に絶えた終末後の世界。仕立て屋の羽繕(はづくろ)は密かに想いを寄せていた護堂(ごどう)を目の前で亡くす。悪魔のような容貌の男から与えられた「魔法のミシン」で縫い上げた人型・ゴドーとともにゴドーの「たましい」を探す旅に出た羽繕。いつしか亡くなった護堂も旅に寄り添うのだが羽繕には見えない。針と糸だけで荒廃した世界を渡る羽繕とゴドー&護堂の未来は……?
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作者の昔からの大ファンです。
弱者へ向けるあたたかく切ない目線、ファンタジーの世界観、とても素敵で大好きです。今までの作品どれも素晴らしいですが、新作を読むたびごとにこれが一番!と思ってしまいます。
この作品もストーリー、登場人物(モノも含めて)、世界観、どれも魅力的で何度も読み返して味わっています。
ゆっくりでもいいので次を待っています。ずっとずっと応援しています。
詩を読んでいるみたい
切なくて、ちょっと笑える素敵なお話がたくさん詰まっていました。
羽繕と一緒に旅をする仲間に加え、悪魔・天使の知り合いが増えてストーリがどんどん壮大なものへと変化していきます。
ネコも魚も雑巾もミシンもかわいいー!この生き物たちを生み出すARUKU先生のセンスが大好きです。
そして彼らの旅がどうなるのか、続きが楽しみです。
ルチルsweetで最新話は読めるのですが、我慢しようと思います。
Posted by ブクログ
まさかのゴドー君が~!Σ( ̄□ ̄;)が、1度じゃないとか驚かされ泣かされた( >Д<;)
、それでもゴドー君を、作って生き返らせるはづの愛と魔法に感動!ちっちゃいはづとゴドーが可愛かった。
ボリュームたっぷりで読み応えと満足感バッチリ!
不思議な世界観
やっぱり不思議な世界観。禅問答みたい?謎かけみたい?な感じだけど、なんとなく解るみたいな…不思議な読後感です。絶望と希望の繰り返し。でも背景はずーっと荒廃した世界。絵のバランスとか動きが固いとか気になるところがあるのに、でもやっぱり絵は綺麗なんです。個人的に詳しく考えることを放棄して雰囲気で読み進めているのですが、それでも充分楽しめます。次もあるよね?と思いながら待っています!