あらすじ
『浪費図鑑』の劇団雌猫が贈る話題書をコミック化!メイク道を爆進するうちにあだ名が「マリー・アントワネット」になった女、“推しネイル”にハマって猛練習する女、仕事場での“アドバイス”にうんざりしている女など、メイクを通して見えてくる、「社会」や「自意識」と戦う女たちの悲喜こもごも。「自分がどうありたいか」と向き合う、共感必至のオムニバス・ストーリー分冊版第6話!
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匿名
BAになったきっかけ
BAの熊谷は勤めているデパートがあと一か月で閉店をするなか仕事をしていた。
六年前の彼女は好きな世界があってもそこに自分が入り込むことはできないと思っている地味で垢抜けない見た目と性格をしていた。
それでもどんな形であっても好きなものと繋がるところにいたいとデパート勤務に応募したのだったが、新設したコスメカウンターに人員が足りないという理由でBAをすることになった。
先輩の猫田は熊谷に対してメイクが薄くて野暮ったいと率直な意見を言うと休憩時間の終わりに彼女にメイクを施しアドバイスをする。
それが今の熊谷にとってお客さんに合う化粧品を選ぶ接客術の原点になっているのだった……。
今までのおはなしの主人公たちが変わるきっかけになった熊谷さんがメインの話。
彼女が今後どういう人生を歩むのかはわからないけど希望に満ちあふれた感じだった。