あらすじ
「恋に落ちた、呆れるくらい一瞬のうちに」落ち目の秀才×遅咲きの天才。劣等感から束縛へのグラデーションラブ!
自分の才能に限界を感じる桐野は、目障りな後輩に懐かれイラついていた。天真爛漫で誰からも愛され、才能を開花させていく高瀬。そんな後輩が、かけらも迷いなく「先輩が僕のすべて」だという…。
高瀬の言葉を信用できない桐野は憧れにつけこみ、少し困らせて遊んでやろう…そんな気持ちを抱いてしまった。俺のそばにいると目も合わせられず、仔犬のように期待に震えるお前が可愛くみえる。
いいなりな高瀬の好意にうぬぼれ、依存していく桐野だがーー…!?
感情タグBEST3
先輩の葛藤がひしひしと伝わる
ほんとに今回もとても良かったです…
はたから見たら先輩は前より後輩くんのことを愛しているし、愛せているようにも見える。なのに先輩本人は愛情と嫉妬、寂しさ、不安に苛まれている。そのなんとも言えない心の機微や雰囲気を伝える画力、間の取り方、構成に作者さん本当にすごいなと思いました。
また、2人で交わされる言葉には愛を感じて幸せなセックスシーンのはずなのに、こんなに切ないセックスあって良いのか……!!と心が苦しくもなりました。
この先の展開が想像できませんが、2人が幸せになってほしい、そう願うばかりです…。