あらすじ
人間は社会に属することで一つの集団としての属性を強める一方で、集団外の人を違うものとみなして敵視することがある。他の生物と比較して、なぜ人間は小さな違いにこだわり、仲間と敵を区別するのか。人間社会の成り立ちを生物学的な見地から解き明かす。
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Posted by ブクログ
人間だからこその産物、と思いこんでいた「社会」というものは、実は他にも形成している生物がいるというだけでもまず驚きだった。そして、社会という観点では人間よりも進んでいる種がある、ということも。
上巻の終盤はいささか気が滅入る内容だが、それにしてもエキサイティングな本だ。
人間の外側から人間を知る、というアプローチは、案外よいのかもしれない。
Posted by ブクログ
アリも人間も目印で仲間とそうでない者とを見分け、それによって組織を形成している。アリはにおいで、人間は目印で。人間の群れは匿名であることを許し、だからこそ巨大な組織化が可能であったとする。