【感想・ネタバレ】ゴー・ホーム・クイックリーのレビュー

あらすじ

「あんたは日本の憲法だけでなく、日本語も変えようというのか」
日本政府とGHQとの言葉を巡る攻防を描く、「日本国憲法」誕生の物語。

終戦後の昭和21年2月、内閣法制局の佐藤達夫は突然、憲法問題担当大臣に呼び出された。
新憲法の日本政府案をGHQが拒否し、英語の草案を押し付けてきたという。
その邦訳やGHQとの折衝を命じられた彼は、白洲次郎らと不眠不休で任務に当たる――。
現憲法の成立までを綿密に描く、熱き人間ドラマ。
今こそ読むべき「日本国憲法」誕生の物語。

解説・大矢博子

※この電子書籍は2018年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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