あらすじ
フェリとラメルのなれそめがまさかまさかの城下で舞台化に!?オール書き下ろしの第3弾!!無表情だけど愛情表現はかかさないラメルに溺愛されて、幸せに過ごすフェリ。でも自分たちのとんでもない出会いが、娘のローダによくない影響を与えてしまうのではないかという不安もあって……。そんな中、なぜか城下では二人のなれそめが話題で、人気の劇作家から物語にして上演したいと申し出が!亡霊が出ると噂の劇場で、フェリに見立てた姫様役をわけあり女優が演じることになり――!?無表情宰相補佐と控えめな妻、生真面目でバカップルなラブファンタジー、待望の第3弾♥
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まさか
自分たちの出会いが劇になるなんて、まさかいやマジかと誰しもが思うだろうな〜と思います。しかし、そこは貴族社会。上手く利用しましょうな展開になるしたたかさが面白いです。
絵がカワイイ
1.2巻とはちょっと趣向が変わり、推理ものの要素が強めだったかな。巻末のラメルの裏話にはいっばい笑わせてもらいました!今後ローダがメインのお話とかあれば読みたいなぁ。
天使と魔王の夫婦
今回は、フェリが娘ローダのために自分のトラウマになっている出来事と向き合う決心をするところから始まります。いまだに二人の馴れ初めを面白おかしく吹聴する連中やフェリの新しい友人となるコニー。彼女の主催する舞台、それに関係するスタッフ、役者、亡霊。過去の殺人事件を顧問探偵ラメルが解決し、大団円となるのですが、1巻で孤立してしまったフェリが最後に友人たちに囲まれてしあわせになったのは、本当に良かったなと思います。おまけのラメルverについては、笑わせていただきましたー。