あらすじ
だれかの「ひと言」にイラっとしたこと、ありませんか?
もしくは、「悪気はなかったのに、ちょっとしたひと言で相手を不機嫌にさせてしまった」
「相手のためによかれと思って言ったのに、傷つけてしまった」というような、苦い経験はありませんか?
カウンセラーとして、2万人以上の社会人にコミュニケーションの指導をしてきた著者が、人間関係がぐんとスムーズになる「言葉のかけ方」を本書で紹介します。
「よけいなひと言」を「好かれるセリフ」に言いかえるパターンを141例、15章のシーン別にわけて解説しています。
言葉というのは怖いもの。使い方を一歩間違えると人間関係にヒビが入ったり、取り返しがつかなくなったりすることもあります。
パワハラにつながりやすいのも、無意識のうちに「よけいなひと言」を口にしているタイプです。
同じことを伝える場合でも、「言い方」次第で相手の気持ちは変わります。よりよい人間関係をつくる大きな助けとなる一冊です。
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本の概要
言い方で損をしないために、さまざまな場面における言葉のbefore and after を紹介している。
印象に残ったこと
会社でも家庭でも幅広く使える言い方が多く、大変参考になった。
全体を通して下記がポイントのように感じた。
・曖昧な表現をしない
・否定語などマイナスな言葉を使わない
・伝えにくいことは、私は〜だと思う、のように私主体の発言にする
私のTODO
下記を心がける。
・「大変ですね」で労わない
・クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンを使い分ける。オープンクエスチョンは相手に選択の余地を与えられる。
・今度ランチ行きましょう〜を社交辞令で使わない。相手を期待させない。
・指示を出す時は具体的に。ちゃんと、しっかり、徹底的になど曖昧な言葉は使わない。
・お願いするときは否定型でなく肯定型で!「こうしてください」
・忙しいと言わない。今週は厳しくて、などに言い換える。
・できればやりたかったのですが → 都合が悪くて難しいです
・断っていいですか? は結論を相手に委ねていてズルい話し方らしい。 こういう理由でお断りしたいです のようにする。
・気持ちばかりですが〜 を使う。
・さすがです!を安易に使わない。
・それでいいんじゃない → とてもいいと思うよ
・なるほど → 共感したことを伝える
・なんで〜なの? → 私は〜してほしかった。
・なんでトイレの便座下げないの? → 私はトイレの便座下げないと不衛生だと思うんだけど、どう思う?
・聞いてる? → 今の話で分からないところある?
・ご承知おきください → ご承知のほどお願い申し上げます
・早くしなさい! → 宿題は30分で終わらせようね
・〜はダメ → 〜しようね
・恥ずかしいから泣くのやめなさい → 〜ちゃんは泣くより笑った方が素敵だよ!
Posted by ブクログ
「は」と「も」の違いにびっくりしました。相手を褒める気持ちがあっても、誤解を招くのだ、と。
「要するに何が言いたいの?」と言っていました。相手を助ける気持ちがあっても、言い方一つで誤解を招いていました。
言葉を味方につけて、少しだけ上手に伝えられるようになりました。
他にも、なるほどと思う具体例ばかりです。
Posted by ブクログ
肝に銘じたい言葉をメモ。
家族とも会社の人とも愛情が深まるといい。
・子育て「親のために」ではなく「子供自身が自分のために」やるべきことを増やす。
・「人間関係がうまくいく人は必ずと言っていいほど、自分の都合だけでなく相手の都合や気持ちも考慮した上でやりとりすることを心がけています」
・「良好な人間関係は、相手の良いところや頑張ったプロセスをみとめるところからはじまります。好かれる人はその好循環を作り出しています」
・「努力が身を結んだね、人に良いことが起こった時に心から称えて応援できる人になりたい」
・「そんなことがあったんですね」相手の話を受け入れる言葉をプラスする。
・「ありがとうございます。〇〇さんのおかげです」
・「申し訳ありませんでした。こういう状況でした」
・謝罪:相手が最も訴えたい気持ちや事実関係の説明を捉え、自分の言葉に取り入れる。
・×うっかりしていました。忘れていました。→認識不足でした。
・×こんなトラブルになるとは思いませんでした→重要性を把握できていませんでした。
・×忙しくて→私の不手際で対応が遅れ申し訳ございません。
・「こちらの説明が不十分でご不明点がございましたら」何よりでした。お役に立てて良かったです。
・×やっぱり合格すると思っていたよ→すごく勉強を頑張っていたから合格して嬉しい。
Posted by ブクログ
・コミュニケーションの基本は否定せず、解釈せず比較せず。
・お願いする時、断るときは明確に具体的に。
仕事で…
×結局こういうことですよね
◯こういう理解で良いですか?
子供に対して…
×だから言ったでしょ◯次からは気をつけようね
×恥ずかしいからやめなさい。〇〇したほうが素敵だよ。
×ママは出て行くから◯ママは辛い
Posted by ブクログ
社会人として言葉には気をつけるべきだと感じることがある。それは、言葉で失敗する人があまりにも多すぎるからである。口は災いの元と言うが、まさにその通りで私も言葉たらずだったり、言い方を間違ったりしたことで何度も失敗した。本書を読んで、改めて言葉には気をつけるべきだと強く感じた。言葉は諸刃の剣で、正しく使えば相手と分かり合える素晴らしい武器となるが、使い方を少し間違えれば自分を貶める武器になり得る。社会人として言葉に意識をしながら、相手と友好な関係を築けるようにしたいと思う。
Posted by ブクログ
自分を省みようと読み始めましたが、人から言われてモヤッとしたことが、言い回しのせいだったと知れて「カチンとして然りだったんだ」と安心出来ました。
Posted by ブクログ
業務で使える語彙を増やしたく購入。
サクッと読める。
辞書的に見返したい一冊でした。
個人的には以下に注力したい。
・具体的に褒める
-「〜できてさすがですね!」等
・相槌は言い切り表現
-「はい、ええ、うん、そうですね」等
・過度な配慮や敬語に気をつける
-「させていただきます」「よろしかったでしょうか」を避ける
-「いたします」「よろしいですか?」に留める
Posted by ブクログ
こういう本が流行る=みんな言葉遣いで悩んでいるし、すごく受け取り方も人それぞれだから気をつけなければならないなあと思った。
⚪️別にいいけど
→別に けど は否定+否定になる
⚪️でも だって の口癖をやめる
Posted by ブクログ
とても読みやすく、さらりと読めました
よけいなひと言を、好かれるひと言に変えて下さっていて、少しの表現の違いで受け取る側は随分気持ちが変わるものだな〜と思いました
1度読んだだけでは実践出来るか不安ですが、心がけて行きたいです
特に子供には、つい自分の意見を押し付けてしまいガチなので、気をつけたいと思います
一言の重み
余計な感じにならない、相手に届く言葉とは何か。
どんな言い回しをすれば、お互いに気持ちよく物事を進行できるのか。
「●× 言い換え 類義語」等でネット検索するには良い本と思った。
定期的に読み返したい
Posted by ブクログ
無意識に使っている言葉を言いかえて好印象な人になる本。
『ちゃんと』等の言葉は単独で使わない。相手の気持ちを聞く。
ex1.要するに何が言いたいの?→一番言いたいことは何?
ex2.なんとかなるよ→どうすればいいか考えよう
Posted by ブクログ
細かいシチュエーションに分かれていて、言い換えイメージがわきました。
が、カウンセリングのテクニックと感じる表現も多く、実生活で使ったらどういう印象の人になるのかしら…とも思ったり。(否定しちゃった)
Posted by ブクログ
相手を肯定する発言を意識的にしていこうも思えました。
普段から気を付けているつもりでも、やはり自分の感情で冷たいことを言ってしまうこともあるので、
こういった本を定期的に読んで、忘れないようにしていきたいです。
Posted by ブクログ
思わず口に出してしまう一言が曖昧で怪しいときが未だにあるので戒めとして。とにかく主観のみで言葉を発しないように。相手を思いやって、相手の立場に立って。「I'm OK, you are OK」のスタンスで、相手の意見も尊重しながら。
Posted by ブクログ
コミュニケーションを円滑にするための言い換え術が悪い例とともに紹介されている。
何気ない発言が意図せず受け取り側に悪い印象を与えてしまうことがある。
自分の発言を多面的に分析し伝えたい内容をうまく言語化するトレーニングが大切。
本書で得た知識を実践で使えるようになるには時間がかかりそう。
インプットよりもアウトプットに力を入れることが会得への近道だと思った。
匿名
参考にはなる。
納得させられるとこと、それはそういうことじゃないんじゃない?と思うとこに別れた。要は捉えようかなと。コミュニケーションって言葉だけに頼るものではなく相手との関係性、相手のキャラ、相手の心理状態、状況、伝える時の自分の表情、声の強さ等など色々あると思う。なので参考として捉えます。
Posted by ブクログ
よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑
**著者**: 大野萌子
『スッキリ』(日本テレビ系)で紹介され話題沸騰、2021年の年間ベストセラー第3位に輝いたビジネス書です。41刷41万部を突破したこの本は、誰しもが経験したことのある「よけいなひと言」に焦点を当て、どうすれば「好かれるセリフ」に言い換えられるかを解説しています。
カウンセラーとして2万人以上の社会人にコミュニケーションの指導をしてきた著者、大野萌子さんが、人間関係をスムーズにするための「言葉のかけ方」を141例、15章のシーン別に紹介しています。特にパワハラにつながりやすい無意識の「よけいなひと言」を避けるための実践的なアドバイスが豊富です。
営業や接客業に従事している人は顧客に対して言葉使いを意識することが多いかもしれませんが、本書では上司に対する礼儀や部下へのハラスメントを避ける発言の仕方についても詳しく説明されています。まずは本書を読んで知識を得ることが第一歩。次に実践の場で意識して言葉使いに注意し、最終的には無意識に相手を気遣いながら伝えたいことをはっきりと伝えられるようになることが目標です。
Posted by ブクログ
「あまり卑下せず、素直に、ストレートに」が大事だと思った。何事も言い訳をせず、シンプルに伝えることが信頼に値して、芯を持っていて、好かれる言い方になるとこの本を読んでいて思った。
実践できることは10個くらいメモったので、今後活かして行きたい。
特に一見柔らかそうに聞こえる「断ってもいいですか?」という聞き返す言い方はずるいということ。
→今後はー理由でお断りしたいです。という言い方にする。
Posted by ブクログ
日本社会が息苦しいのってこういうことにも原因があるのかなと思った。気遣いが足りないと失礼だし、気遣いが行き過ぎても皮肉になったりなんか難しいなと思った。繊細じゃないとあいつは我が強いとか失礼だとか言われるけど繊細すぎても自分のメンタルが傷つく。
仕事仲間や友人に「そのうち、ランチでも」
→「月末あたり、ランチしませんか」で好かれるひと言になると書いてあって驚いた。
私は具体的に予定を聞かれたり詰められたりすると、いくら友達でもとても負担に(相手によっては不快に)感じるので、社交辞令で「またいつかご飯でも」と言ってもらえる方が嬉しいし、自分もいつもそう言っていたので共感できなかった。
話の横取りについては自分も心当たりがあるし、相手にされて不快だった記憶もあるので、これからは「私の話を聞いてもらってもいい?」と添えるようにしようと思った。
Posted by ブクログ
そんな言い方そもそもしないな〜、と思うものも多く、サッと読んだ。
勉強になったのは「ご承知おきください」と上から目線なのでNGということ。
こんな感じで、1冊まるごとって感じではないけどちょくちょくためになる言葉の言い回しがあった。
Posted by ブクログ
人に好かれなければいけないとは思いませんが、自分の意図せずに、相手に嫌な思いをさせることは損かなと思います。そういう視点で、自分が使う言葉が相手にどういうふうに捉えられるかを客観的に見るのに役立ちました。
Posted by ブクログ
人はそれぞれ考え方、捉え方が違って完全に理解することなんてできない。
伝えるときは具体的かつシンプルに、
アイメッセージを意識してコミュニケーションを取ることを心がけたいと思います。
Posted by ブクログ
親は子供の結果ではなく本人がやったことをほめたほうがいい。そうしないと親の評価ばかり気にして、親の物差しで物事を考えるようになり、自分軸が育たなくなる。
大学受験の時、先生に「頑張っても結果がでなければ頑張っていないのと同じ」と言われた。社会の現実は後者だと思っているけど、時と場合によっては本人のやったことを褒めてあげないといけないんだな、と思った。
Posted by ブクログ
カウンセラーによる、良い人間関係のためのことば言い換え例集
具体的な例とその説明が簡潔にまとまっていて、読みやすく、実用的。
あえてまとめるなら、具体的に、肯定的に、シンプルに、相手を責めず、自分の思いや意志を把握して話すということになるのかしら
Posted by ブクログ
どう言い換えれば印象が悪くならないか、ひたすらに具体例を並べて考えるので楽しい。
でも、多分これでは嫌われない人にはなるけど、面白みにかける人間になりそうで、好かれる人にはならない。
人の好かれる点って人間臭さとか、一部に嫌われるような点だったりもするので、自分には合わないと思った。
嫌われてもいいから、一部に熱狂的に好かれたいのが自分のコミュニケーションスタイルなんだなと気付かされた。
Posted by ブクログ
言い換えが大きな字で書いてあるので、とても読みやすい。ごめんなさいではなく申し訳ございませんでした。知っている事の再確認で、新たな情報の蓄積と言う面では少し残念だった。
内容が薄い
新社会人には良いかもしれないが、とにかく内容が薄く、普通にビジネスに携わる人には今さらなテクニック集。ただ、ポイントが絞られて分かりやすいことの裏返しとも言えるので、良いと感じる人には良い本かもしれません。