あらすじ
犯罪組織「クライン」の独裁者・君国の愛人はつみの身体と、女性刑事明日香の精神を持つ「アスカ」。決死の囮を演じる彼女に対し、組織は警察内部の通報者を使い、次々と殺戮の罠を仕掛けてくる。アスカを守るのは、明日香の元恋人・仁王こと古芳ただひとり。だが、古芳ははつみの体に宿るのが明日香であることを知らない。一方、アスカは古芳が組織の内通者である疑いを捨てきれない。不協和音が生じた二人にさらなる刺客が……。
感動と興奮を呼ぶエンターテインメントの真髄。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
下巻は上巻を凌ぐ面白さだった。
元女刑事の河野明日香は脳移植により、君国の愛人の体を持つ、「アスカ」となった。
元恋人の「仁王」と呼ばれる大男の古芳刑事。古芳は、河野明日香の脳移植の事実を知らない。河野明日香は君国に依って殺害されたと思っている。
麻薬組織「クライン」のボス、君国との闘いが始まる。
そこへ仁王の、幼馴染の刑事「金村」が参戦する。
金村の妻は妊婦であったが、クラインの非情の殺し屋「神」にナイフで殺害される。
君国の傘下の暴力団と身辺の護衛の者、そして殺し屋「神」が、仁王達の前に立ち塞がる。
復習の鬼と成った古芳と金村が、君国が居る傘下の暴力団の別荘(要塞)に襲撃をかける。「アスカ」も囚われている。
立ち塞がる傘下の暴力団、直属の護衛や殺し屋との闘いの火蓋は切られた。
下巻の後半の三分の一は、別荘での死闘の展開だ。ページをめくる手が止まらない。頭に浮かぶ映像は、手に汗握る映画のクライマックスシーンの連続だった。
「天使の牙」は大変面白かった。天使シリーズの次巻「天使の爪」も期待大だ。
Posted by ブクログ
犯罪組織「クライン」の独裁者・君国の愛人はつみの身体と、女性刑事明日香の精神を持つ「アスカ」。決死の囮を演じる彼女に対し、組織は警察内部の通報者を使い、次々と殺戮の罠を仕掛けてくる。アスカを守るのは、明日香の元恋人・仁王こと古芳ただひとり。だが、古芳ははつみの体に宿るのが明日香であることを知らない。一方、アスカは古芳が組織の内通者である疑いを捨てきれない。不協和音が生じた二人にさらなる刺客が……。
感動と興奮を呼ぶエンターテインメントの真髄。
疾走感のある物語の展開で読み抜ける楽しみがあった。アクション映画の小説版という感じだった。
Posted by ブクログ
めっちゃくちゃ面白かった!!大好きな格闘シーンもたくさんある中で、最後はきちんと締めくくる。スカッとした。
続編は結構分厚いらしいけど、そんなの知らん。絶対読むぞ、待ってなさい。